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2024日経新春杯の競馬予想と有力馬診断


★予想スタイルについて(僕の記事を初めて見る方へ)

僕の予想は実績・能力評価をした上で「展開・枠順・馬場適性・コース適性」をメインに結論を出します。

※その他「血統・騎手・ラップ理論・前走不利」の要素も取り入れる。

基本の考え方や予想の流れについて気になる方は、以下の記事をご覧下さい。


どうも北澤です。シンザン記念は1〜2着こそ人気馬だったものの、3着が17番人気で3連単21万円の大波乱。

データ的に3着馬を拾うのはかなり難しく、これはもう獲れなくて仕方ないです。

それよりも、狙って獲れる馬券や自分の得意パターン時に確実に的中できるよう切り替えていきましょう(^^)

さて、今週は日経新春杯を予想します!

日経新春杯の傾向

基本的に京都施工時の2020年〜2014年を分析する。

展開

7年間の3着以内馬21頭中17頭が4角6番手以内。差しタイプでも、4角である程度押し上げておく必要あり。

枠順

内枠有利。悪くても⑩番までに入ることが理想。ただ外枠でも先行していくタイプならOK。

前走・ローテ

G2以上で1〜3着or1〜3番人気程度の支持を受けていた馬がいれば重視。

前走G3なら3着以内の好走をしているくらいでないと厳しいのが歴史。

ちなみに前走がOP戦の場合は、2400m以上で連対していないと実力的には難しい。

血統

一言でいうと、SS系(ステゴ系が好走)×ノーザンダンサー系。

ちなみにノーザンダンサー系の中でも推移があって、2014年頃は欧州型ノーザンダンサー系

最近になるにつれてストームキャット(米国型ノーザンダンサー系)が好走。

また以前はトニービンの血を持つ馬も好走していた。

なお、先週の京都芝(特に1/8)の全体的傾向として父or母父米国型がよく来ていた。

馬場がボコボコらしく見た目以上にタフで時計がかかっているため

米国型に限らず持続型・パワー型を通常より重視した方がよい。

有力馬診断

サトノグランツ

まずGⅡを2勝という実績面だけを見れば、このメンバーでは頭ひとつ能力が抜けている。

問題は、京都新聞杯・神戸新聞杯ともにかなりのスローペースで好走したという点。

反対にペースが流れたダービーや菊花賞では弾き切れなかったことから

スローペースで脚をじっくり溜められる流れなら力を発揮できるのでは?と考える。

さらに分析すると、京都新聞杯と神戸新聞杯はともに2ヶ月近く間隔を空けての好走。

反対にG1である本番は1ヶ月も間がない状態での出走と考えると、フレッシュな状態の方が良いとも分析できる。

G1で弾け切れなかったことから能力を疑問視する声も聞こえるかもしれないがその心配は無用。

なぜなら2着→1着とした未勝利の2戦は、ともに3着以下を4馬身以上ちぎってのマッチレースだったが

その時の相手はドゥレッツァとエルトンバローズ。

戦ってきた相手から考えて、この馬が弱いとは絶対に言えないのである。

サヴォーナ

まず前走の菊花賞は時計上、リビアングラスとハーツコンチェルトと同タイムだが

一番ロスが大きく厳しい競馬をしていたのはこの馬。

2週目の向正面で早めに上昇開始。3〜4角も大外を回しながらかなりロスがあった。

その中で早め仕掛けから粘り強い競馬をしての同タイムならこの馬を一番評価したい。

神戸新聞杯の時もYouTubeでこの馬を穴で推したが、それも前崩れとなった青葉賞で唯一前目から粘ったから。

ただし不安もある。それは決してキレる訳ではないので、道中で後ろの位置取りになった時。

ちなみにスタートは遅い方なので、挟まれたり前をカットされると怖い。

近3走ともスタート悪かったが上手くリカバーできたり、早めに押し上げてスタミナを生かす競馬ができた。

今回もスタートは悪いと予想しているので、その後の乗り方次第か。

ハーツコンチェルト

ダービーでは1着とタイム差なし。ある意味ではサトノグランツより上でメンバー1の実績とも言える。

ただし、いかんせんこの馬は器用さがない。

瞬発力や一瞬の脚に欠けるのでスローからのキレ比べでは最後に競り負けする。

またコーナーであまり加速できないタイプなので小回りも良くない(ホープフルや若葉S)。

でも、新馬戦でも1.3秒差の圧勝劇が印象的なのか毎度人気になるのでコスパは良くない。

それでもダービーでタイム差なしの3着である以上、世代間ではトップクラスだし能力もある。

そして、平均的に流れるラップから持続力や底力を求められる展開なら力を発揮すると思う。

問題はそういう流れになるか否か。展開次第である以上、単勝で買うにはリスクもある。

ブローザホーン

前走の競走中止の理由は心房細動。脚元の不安や怪我ではない点は安心材料。

心房細動明け云々を騒ぐ声も一部あるが、ソーヴァリアントも心房明けで好走歴があり心配は不要。

問題は仕上がっているかどうかだが、調教評価は専門外のためここは戦歴から考察する。

この馬が頭角を表し出したのは2000m以上で上がり35秒半ば以上で届くレース。

加えて北海道の洋芝や福島のタフな馬場で好走したように時計はかかる方がよいタイプ。

距離は2400m以上あった方が良いタイプだろうが、そんな中2000mの函館記念で差のない競馬をしたのには驚いた。

あれを見て札幌日経は楽勝だろうと思っていたが予想通りの完勝。

その余勢をかって出走した京都大賞典ではまさかの心房細動。

ちなみに重馬場でレース上がり35.9秒だった点を踏まえると無事なら好走していたと予想する。

まあこれはあくまで推測でしかないが、心房細動明けということで仕上がり次第。

加えて馬自身のメンタルやトラウマなども考慮する必要があるので何とも言えないが。。

競走中止明けで1〜2番人気になるならば思い切って軽視する手もあるが、適性的には合うだけに無視は不可。

狙いたい馬

リビアングラス

菊花賞4着を思えば3勝Cの前走は負けすぎ。

しかし、この馬は瞬発力や速い上がり勝負は不得手なので

勝ち馬の上がり33.9秒だった前走は展開的にも厳しかった。

加えてこの馬は4角先頭の競馬でないと持ち味が生きない。

前走はそこまで悪いスタートではなかったものの、他に主張する馬がいたため5〜6番手から。

向正面で早めに進出すればまた結果も違ったかもしれないが、少し積極性に欠く競馬だった。

前走を受けてここは陣営も鞍上に積極策を指示するはずだし、田口も逃げを選択するだろう。

ハナを奪う競馬をすれば菊花賞の内容からここでも十分通用する。

問題はもう一頭の気になる逃げ馬の出方だ・・・


ディアスティマ

前走は休み明けといえどさすがに負けすぎの感。

しかしこの馬もまた、逃げないと持ち味を活かせないタイプである。

日経賞や目黒記念の内容から自分の型で競馬ができれば、G2で好勝負になる力の持ち主。

ただしリビアン同様に馬自身が進んでハナを取りに行くタイプでないので、騎手が押さないとテンに行けない。

つまり、逃げ候補2頭ともスタートダッシュやニの脚が速くないため、騎手の押しに左右される。

どっちが逃げに対して強い意志で押していくか。スタートの巧拙にもよるがゲートも鍵を逃げっている。

大穴

ハーツイストワール

上述2頭が共にスタートダッシュに不安あるため、第3の馬がスッと交わして逃げる可能性もある。

それがハーツイストワール。

前走は後方からの競馬だったが、約1年ぶりの休み明けに加えて1〜2F目がやや速かったことも影響。

2走前のジャパンカップでは2番手から競馬をしているし条件戦時代から

メンバーやラップ次第では先行する競馬を見せている。

アルゼンチン共和国杯2着からG2なら能力は足りるし

ここは自分より外にテンに速い馬もいないので、内の逃げ候補がモタモタしていれば逃げる可能性も。

そんな思い切った競馬をするのも田辺Jの魅力。

まとめ

ここは上位人気の2頭が大外を引いて興味深い一戦となった(さすがJRA。面白い演出するわ)

能力的には疑う必要なしと書いたサトノグランツにしても

今のタフで時計のかかる馬場をこなすかどうかの保証がない以上、鉄板のレースではない。

上位1〜4番人気に不安点もある以上、ここは逃げ候補2頭の単勝という選択肢もあり。

個人的にはハーツが逃げたらかなり面白いと思うが、差しに回る可能性も高いので。。。

個人的にはリビアングラスが思い切って逃げ勝ってくれるのが理想。

新しい逃げスターの出現を期待しながらレースを待ちたいと思う!

では本日も長文を最後までご覧いただきありがとうございました^ ^

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あ、それから正月休みにひっそりと書いた1作目の記事もぜひ閲覧してください。

絶対に読んで損にはならないし、何かのヒントになると思うんで!

デビュー作で宣伝もしてなくてあまり読まれていないので,ぜひぜひ読んでください笑

それでは、また来週!!

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