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2024シンザン記念の競馬予想と有力馬診断



★予想スタイルについて

僕の予想は実績・能力評価をした上で「展開・枠順・馬場適性・コース適性」をメインに結論を出します。

※その他、血統・騎手・ラップ理論・前走不利などの要素も取り入れる。

基本の考え方や予想の流れについて気になる方は、以下の記事をご覧下さい。


さて、2024年1発目の予想はシンザン記念です。早速見ていきましょう!

シンザン記念の傾向

改修の影響で直近は中京で開催。京都施行時である2020年前を分析する。

展開

基本的に4角5番手以内の馬が有利。

ただし4角7番手以下の差し馬も、3着までに1頭は来る傾向にある。

今年は1/7(日)の競馬を見ても、割と差しが届いているので例年よりチャンスありか。

枠順

少頭数施行の年も多いが、やはり内枠有利。

今年は多頭数になったのでより内枠、悪くても⑩番までには入りたいところ。

外枠だからノーチャンスという訳ではないが、やはり京都芝は内枠に越したことはない。

前走・ローテ

こちらは中京開催も入れて分析。

前走距離としては過去10年の3着以内馬30頭中26頭が1600m以上。

1400mや1200m戦組は不振。前走1400mで2年連続馬券内に来ている万両賞組も今年は勝ち馬の参戦なし。

ちなみに前走が新馬・未勝利だった馬の馬券内は過去10年で8/30。

4/15という確率をどうみるか、来ても1頭までという考えが正しそう。

あとは軒並み前走1勝Cの勝ち馬か、重賞を使ってきた馬。

前走重賞なら着順が悪くても気にせず買っても良いという感じ。

血統

勝ち馬の傾向を一言でいうとSS系×ミスプロ系だが、強い傾向がある訳ではない。

むしろ馬券内という広い意味で捉えると、欧州型ノーザンダンサー系が強い。

1/7(日)の京都芝を見ていても、パワー型の種牡馬が来ていたし時計もかかり気味。

かつて京都芝の正月といえば「内・前有利」のオンパレードだったが

改修直前の1~2年は正月の馬場だけ時計がかかる傾向になっていた。

今年も時計がかかる前提で予想をした方がよさそう。

有力馬診断

いつもは僕はラップにそこまでこだわらないがこの時期の3歳重賞は

「初戦スローで先行し完勝⇒2戦目ハイペースで脚が溜まらず負け」というケースが多いので

いつもよりラップ推移に重きを置いて分析してみたい。

エコロブルーム

前走は3番手追走から上がり最速で2着に0.6秒差をつける圧勝。

初戦は重馬場も影響して力を発揮できなかったと判断すれば、まだ上積みも見込めるか。

不安は、前走のテン3Fが36.9秒と遅かったこと。重賞になり速い流れになった時に同じ脚が使えるかどうか。

そこと初の関西遠征をこなせば上位争い可能か。

ノーブルロジャー

NETKEIBAで現状想定2番人気。

前走の上がり3F33.3秒&鞍上川田で人気になりそうな気配。

しかし前走のテン3Fはなんと38.1秒とかなりの遅さ。

5F通過も63.4秒と遅いため上がり33秒台を使えて当たり前。

上位に来た馬も先行していた組で決着していたし、人気になるなら軽視。

ショーマンフリート

新馬戦は鞍上モレイラで後続に0.4秒差をつける完勝。

前半3Fも35.3秒、5Fも60.5秒と新馬にしては締まった流れ。

勝ち時計1:35:1もまずまずだが、秋の中山開催前半は時計が速くなりやすいので過大評価はできない。

実際に3着までは先行していた馬で決着しているので展開利もあった。

とはいえ戸崎を配しての関西遠征。陣営の本気度と期待度は高いかもしれない。

ナイトスラッガー

前走はテン3F36.3秒5F61.3秒とそこまで速くなかったが

3番手から上がり最速33.7秒で後続に差をつけての圧勝。

勝ちっぷりが良くすでに2戦している点もこの時期の若駒にとってはアドバンテージになる。

課題は大外17番という枠と、反応が鈍く早めに手綱が動き出す点。

京都らしく一瞬のキレを求められる展開になると不安もあるか。

以上、1/7の18:30の時点で想定1~4番人気の馬を分析した。ここからは僕が狙いたい馬を。

狙いたい馬

メイショウサチダケ

前走5着も差し決着の淀みない流れを逃げてのもの(1着はジャンタルマンタル)

加えて+10kgという馬体重もやや太く余裕があり影響したとも思える。

大外枠は不安だし、ここは前走先行していた馬も多数いるが

この馬の前半3Fなら、ここでも無理なく先手(悪くても2~3番手)を取れそう。

何より前走G2を使ってきたという経験がこの時期は強みになる。馬券内を期待!

タイキヴァンクール

朝日杯は9着だが、4角手前から進路がなく位置を下げる不利があった。

加えて直線でもスムーズに進路が取れず、最後は外伸び馬場の中を内から伸びる競馬。

これは着順以上に評価できるし、スムーズに競馬できればもっと上位だったはず。

血統的にはキレるタイプではないのでスロー⇒キレ比べになるとイヤだが

平均以上のペースで流れればしぶとさが活きてくるはず。

幸い枠も程よいところに入ったしスタート決めて好位から競馬できれば!


ダメ元の爆穴

ラーンザロープス

前走1勝Cを勝ち切ってもいない馬で普通に考えれば最初に切るべき馬。

しかし、前走で先着を許した馬のほとんどがその後暮れの2歳G1に出走。

特にステレンボッシュは阪神JFで2着と力を示した。

ちなみに未勝利戦で2着に下したオーサムストロークはその後1勝Cを勝ち朝日杯へ。

新馬戦で負けたラブスコールは本日のG3フェアリーSで3着。

こうして考えると意外とラーンザロープスは強いのでは?と思えてくる。

もちろん、データ的には厳しい戦歴だし鞍上も不安。

ちなみにサフラン賞は前2走から先行すると考えて馬券を買っていたが

スタート五分に出たのでその後に下げて(まあ馬の気に任せてとも言えるが)最後方から。

当日は現地で見ていたがガッカリと怒りがこみあげてきたのを覚えている。

ちなみに一緒に行った友人は「初めて典さんの生後ろポツンを見れたわ笑」と喜んで?いたが。。。

しかし僕とヨコノリは馬券の相性が悪い。

最近は「彼が来たらアクシデント」だと思い買わないことにしているが、不思議と買いたくなる馬に乗ってくる笑

シンザン記念も冷静に分析すると来る可能性もあるが、馬券は少額にしたいと思う。

おそらくここも後方から。たぶん1/7・京都10Rサンライズロナウドみたいな乗り方してくるはず。

ハマるかハマらないか、、、

※1/8 9:30追記
この記事を投稿した1/7 20:30の時点では想定70倍を超えるオッズでしたが

さっき公式オッズみたらまさかの27倍・・爆穴になっておらずすみません。むしろメイショウの方が爆穴に笑

まとめ

大外枠の不安はあれど、ナイトスラッガーからメイショウサチダケ・

タイキヴァンクールへ馬券をメインにする予定。

なんといっても明け3歳という若駒の一戦ゆえ

あまり賭けすぎずに控えめに勝負して楽しむことをおススメする。

では、長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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