🏟先週の競馬ニュース(JDD、函館記念...) ~7/17

ぐんじょー | Slow Horse Mag🏇

2022年7月19日 10:46

❓先週の競馬ニュースとは

💡 先週の競馬ニュースとは筆者がその名の通り、先週の競馬事情で気になったことを独断と偏見でピックアップするマガジンのようなものです。

忙しくて時間のない人が朝の通勤時間やお昼休みに簡単に情報取得できるような形を目指しています！

前回の記事(先々週の記事がこちら)

👑ジャパンダートダービー、ノットゥルノが制覇

3歳世代、唯一のJpnⅠ(GⅠ級)のジャパンダートダービーが7/13(水)に行われた。天候は雨で馬場状態は不良の中、14頭がダート界の頂点を決めるべく大井競馬場に集結した。

勝ったのは武豊騎手騎乗のノットゥルノ(父:ハーツクライ)で勝ちタイムは2:04.6が逃げる道中、5~6番手の好位で追走し直線手前で先頭に並びかけ、抜け出した。

👨武豊「すごく嬉しいです。今日はチャンスがあると思って大井に来て、何とか結果を出したいという気持ちが強かったので、すごく嬉しいです。

　何より馬の状態がとにかく良かったです。今までにないくらいの状態の良さを感じてゲートインできたので、自信を持って乗ることができました。枠順も外目だったので、スムーズなレースができて、馬のリズムが良かったので、馬場状態も考えて、早めに、少し早めに動こうと思いました。

デビュー戦からずっと乗せて頂いていて、少し気性の難しいところもあるのですが、スタッフが良い方向に馬を成長させているので、そこは大きかったです。

　僕自身、久しぶりにジャパンダートダービーを勝てて、日本ダービーとダブルダービー制覇ができて、非常に嬉しく思います。僕は53歳ですけど、馬はまだ3歳なので、一緒に頑張っていけたらと思います」

と、コメントした。武豊騎手は日本ダービー＆ジャパンダートダービーの同一年制覇。これは17年ぶりで、2002年のタニノギムレット＆ゴールドアリュール、2005年のディープインパクト&カネヒキリに続いて3度目の快挙となった。

初ダートとなったコマンドラインはシンガリの13着。今回の人気もルメール騎手太鼓判コメントに引っ張られている気がしてならなかったが。流石にダートでの適性は見えず、次走は芝に戻るのだろうか...？

⛰函館記念、白毛馬のハヤヤッコが勝利

函館開催の最終週であり波乱のハンデ戦として注目される函館記念は7番人気のハヤヤッコが勝利。ダートのレパードSと芝・ダート両重賞制覇の快挙となった🎉

👨浜中「返し馬から調子の良さを感じたので、枠も内でしたし、積極的にポジションを取って競馬をしたいと思っていました。　
　手応えはずっと良く、3コーナーから外に誘導して、さらに手応えが良くなったので、良い感じだなと思っていました。先頭に立ってからも渋太く頑張ってくれて、2着馬が迫ってきてからももうひと頑張りしてくれました。白毛の活躍馬ということで、今後もまた注目して頂ければと思います」

と、コメントした。次走は函館記念を目標する。同じ白毛馬のソダシとの対決にさらなる注目が集まりそうだ。

🍼函館2歳S、4番人気ブトンドールが勝利

2歳世代の初重賞となる函館2歳Sは悪天候が続いた中、稍重で行われた。レースは鮫島騎手4番人気ブトンドールが勝利した。勝ちタイムは1分11秒8。

👨鮫島「特にこの位置が欲しいというプランはなくて、できるだけ直線に向くまで馬のリズムでしっかり走れれば良いなと思っていました。2着馬がすごく遠い位置にいたので、何とか届いてくれと思って馬を鼓舞しながら追っていました。

　ラスト100mくらいで交わせそうだなという末脚でしたし、その辺りで勝てると思いました。将来性のある馬ですし、今後はオーナーサイド、先生ともしっかり相談して、しっかり(距離適性を)見極めて、次に乗せてもらえるようなら、しっかり結果を残せるように頑張りたいですね。

　例年だと僕は函館では騎乗していなくて、小倉で乗っているのですが、今回滞在を決めて、最終週にたくさんのお客さんの前で結果を出すことができて良かったと思います。今回チャンスを頂いたオーナーや全ての人に感謝したいです」

と、コメントした。

🔨大盛況！！のセレクトセールまとめ

　国内最大のサラブレッド市場「セレクトセール２０２２」が7/11~12にかけてノーザンホースパークにて行われた。

これまでと異なり、ディープインパクト産駒がセリにいない世代の中で11日が128億7000万円。12日の当歳が128億9250万円で、ともに過去最高額となった。簡単にセレクトセールまとめが以下のツイート。

🐴セレクトセールまとめ

💰最高落札額
3億2000万円🏇 シャンパンエニワンの2022(牡馬、父ドゥラメンテ)

💰落札総額
257億6250万円

💰1頭平均単価
5763万円

🐎落札頭数
447/469頭

👨最も落札した馬主
藤田晋
— ぐんじょー|Slow Horse Mag🏇 (@keiba_mag) July 12, 2022

今年の牝馬クラシックで活躍したスターズオンアース、上半期の競馬を最も盛り上げたタイトルホルダーを輩出したドゥラメンテの産駒が購買層にとっての目玉となった👀

他にも今年から登場したサートゥルナーリアの産駒が期待されている価格となった。これはサートゥルナーリア自身が名牝シーザリオの産駒であることに加え、エピファネイアはリオンディーズといった半兄種牡馬の活躍があってのことだろう。

ディープのいない群雄割拠の種牡馬時代。波乱のリーディング争いが期待できそうだ！

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