毎日王冠(G2) [重賞最終見解]
2024年10月06日(日)
東京11R 毎日王冠
過去5年の毎日王冠は、芝1600mの勝利実績馬が全勝。そのうち4頭は芝1600mのG1レース勝ち馬。
また、父か母父に欧州種牡馬を持つ馬、もしくは父がステイゴールド系orハーツクライ系血統馬は過去5年で4勝。当日単勝4人気以下から複勝圏内に好走した5頭中4頭も該当する特注系。
戦歴的にはスピード指向、血統的にはスタミナ指向の強いキャラクターが走りやすい傾向も。
オフトレイルは、これまでの自身の勝ち鞍3勝中2勝が芝1600m戦。
父Farhh、母父Kingmamboは何れも欧州種牡馬で、戦歴的にはスピード指向、血統的にはスタミナ指向といった例年の毎日王冠のコンセプトに合致するキャラクター。
父Farhhは、2013年の英チャンピオンS(芝10F・G1)勝ち馬で、欧州競馬の主流系統でもあるノーザンダンサー系種牡馬。
父も母父も欧州型種牡馬で、父が欧州型ノーザンダンサー系、かつ1600m以下の距離で実績を持つ馬という意味では、2021年の勝ち馬で、昨年も3着に好走したシュネルマイスターにも近いタイプ。
尚、父Farhhは、5歳になって初めてG1レースを勝利した晩成型。
オフトレイルも前走で初めて重賞勝ちを決めたように、今後の伸びしろにも期待できるキャラクターで、今回は3歳夏を超えた上昇度も込みで激走に期待したい1頭。
シックスペンスは、自身の勝ち鞍3勝中2勝が芝1600m戦で、ディープインパクト系キズナの産駒。
昨年の勝ち馬エルトンバローズ、2019年の勝ち馬ダノンキングリーも芝1600mで複数鞍の勝利実績があった父ディープインパクト系の血統馬。
毎日王冠と同距離の1800m重賞勝ち馬であることも強調材料で、ダービーからの巻き返しに期待したい1頭。
前述した昨年の覇者エルトンバローズは、今年も出走を予定。
3連勝中だった昨年のような勢いはないものの、今年は毎日王冠としては珍しく極めて低調にも映るメンバー構成だけに、昨年だけ走れば勝ち負けになるでしょう。
推奨馬
オフトレイル
シックスペンス
エルトンバローズ
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