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アメリカJCC(G2) [重賞最終見解]
2024年01月21日(日)
中山11R アメリカJCC
過去5年のアメリカJCCは、前走芝G1出走or前走芝重賞で5着以内の該当馬が全勝。複勝圏内に好走した15頭中12頭も当該ローテ馬。
また、過去5年の勝ち馬5頭中4頭は、サドラーズウェルズの血を持っていた馬という共通項も。
相応の実績馬の中でも、いわゆる欧州指向の強いタフなタイプが走りやすいレース。
チャックネイトは、前走アルゼンチン共和国杯(東京芝2500m・G3)3着からの臨戦過程。
前述の通り、過去5年の当レースは、前走芝G1出走or前走芝重賞で5着以内の該当ローテ馬が全勝。
また、上級条件の1800m、2200m、2500m勝ち馬や、前走菊花賞出走馬など非根幹距離の長距離戦に実績を持つ馬も過去5年で全勝。
非根幹距離の重賞で好走実績を持つ馬であることも、今回のレースへ向けては有利。
血統構成は、ハーツクライ×Dynaformer。
父ハーツクライは、凱旋門賞馬トニービンを母父に持つスタミナ指向の強い種牡馬。
昨年5人気2着エヒトも、母の父にトニービンを持つルーラーシップの産駒。
サドラーズウェルズ然り、いわゆる欧州の名血を持つ馬は例年期待値の高いレース。
母の父Dynaformerも、近年の当レースで特注系の欧州型ロベルト系種牡馬。
昨年4人気1着ノースブリッジ、2020年の勝ち馬アリストテレスも、父ロベルト系の血統馬。
先週も当日単勝10番人気以下の人気薄を次々と3着以内に導いたR.キング騎手の手腕も込みで勝ち切る競馬にも期待したい1頭。
マイネルウィルトスは、父ロベルト系血統馬で、非根幹距離の重賞レースにも複数の好走歴を持つ馬。
直近5走も、根幹距離の函館記念、新潟記念、京都大賞典では4着以下に敗戦。非根幹距離のアルゼンチン共和国杯、ステイヤーズSでは3着以内に好走と、典型的な非主流指向の強いキャラクターで適条件。
モリアーナは、前走芝G1レース出走の特注ローテで、父がロベルト系のエピファネイア。
非根幹距離の重賞は今回が初出走で、近走以上のパフォーマンスがあっても不思議ではない1頭。
推奨馬
チャックネイト
マイネルウィルトス
モリアーナ