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[重賞展望]チャンピオンズCの傾向と平日推奨馬


近5年傾向Pickup

・前走地方交流重賞出走馬、特に前走敗戦馬(前走地方交流重賞出走馬は過去5年で4勝、2020年は前走交流重賞で敗戦馬が上位独占で3連単20万円超)

・JRA組は、みやこSかシリウスSで3着以内or上がり順位3番手以内実績馬の期待値が高い(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した6頭中3頭が該当)

・父か母父キングカメハメハ、キズナ産駒、ネオユニヴァース産駒など、芝中距離G1血統馬の期待値が高い(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した6頭中4頭が該当、中でも父か母父キングカメハメハの血統馬は直近3年連続で連対&昨年は複勝圏内を独占)

・父米国型は、ケイムホーム、アイルハヴアナザー等、米国ダート2000m以上のG1実績を持つようなタフなタイプに注目(過去5年で10人気以下で複勝圏内に好走した2頭がともに該当)

・シンボリクリスエス、ゴールドアリュール、シニスターミニスター等々、同じ左回りコースのJRAダートG1フェブラリーSに実績を持つ種牡馬の産駒も走る

総括

過去5年のチャンピオンズCは、前走地方交流重賞出走馬が4勝。

特に、前走が地方交流重賞で負けていた馬は直近4年連続で連対。2020年は該当馬が複勝圏内を独占するなど特注ローテ。

JRAダートとの比較で言えば、タフで時計を要する地方の砂で負けていた馬が巻き返す、といった構図が極めて顕著に垣間見えるレース。

またこの傾向に伴い、芝指向のスピードを兼ね備えた血統馬も有利。

中でも、父か母父にキングカメハメハの血を持つ馬は直近3年連続で連対。昨年は当該血統馬が複勝圏内を独占するなど近年の特注系。

以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。

推奨馬

メイショウハリオ…前走JBCクラシック(大井2000・G1)4着からの特注ローテ。過去5年のチャンピオンズCは前走地方交流重賞出走馬が4勝。2020年は前走交流重賞で負けていた馬が上位独占で3連単の配当金が20万円超の波乱決着に。血統構成はパイロ×マンハッタンカフェ。一昨年の勝ち馬で今年も出走を予定するテーオーケインズは、本馬と同系統のエーピーインディ系シニスターミニスター産駒で、母の父がマンハッタンカフェ。そのテーオーケインズは前走JBCクラシック4着からの臨戦で2021年の当レースを制覇。昨年もエアグルーヴ牝系のジュンライトボルトが勝ち切ったように、母方がテーオーロイヤルやメイショウカドマツ等々、芝中長距離重賞の好走馬を多数輩出する牝系であることも今回の競馬へ向けては強調材料。前走内容に加えて、4走前のフェブラリーS(東京ダ1600m・G1)では致命的な大出遅れから直線一気の末脚で僅差3着に好走したように、直線の長いJRAの左回りコースはベスト条件の可能性さえ秘める1頭。

ハギノアレグリアス…前走のシリウスS(阪神ダ2000m・G3)が上がり最速の末脚で1着。近年の当レースは前走JRA組であれば、みやこSかシリウスSで3着以内or上がり順位3番手以内馬の期待値が高い傾向も。過去5年で当日単勝4人気以下で複勝圏内に好走した6頭中3頭は当該ローテ馬。父キズナは芝指向のスピードに長けたディープインパクト系種牡馬。昨年4人気3着ハピはキズナ産駒で2走前のシリウスSで上がり最速の末脚を使っていた馬。芝指向のスピードが活きるレースだけに、母方が日本ダービー馬タニノギムレットを輩出したタニノクリスタルの牝系であることも強調材料。また本馬は2走前の帝王賞(大井2000m・G1)では4着に敗戦。中京ダート戦では連対率100%と、これまでの戦歴を踏まえれば、地方よりも中央の軽い砂、かつ左回りコースを好む典型のタイプ。

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