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秋華賞(G1) [重賞最終見解]

2024年10月13日(日)


京都11R 秋華賞

昨年の勝ち馬リバティアイランドは、母方が世界最高峰のスピード大国とも称される豪州牝系。

2020年の勝ち馬デアリングタクトは、世界各国の短距離重賞勝ち馬を輩出した名牝系デアリングダンジグの一族。

2019年の勝ち馬クロノジェネシスは、母の父がクロフネ。スリープレスナイト、カレンチャン、ママコチャ等々、芝1200mG1レース勝ち馬を多数輩出した種牡馬。

この結果が示す通り、芝2000m戦ながらも、いわゆるスプリント指向のスピードもポイントになるG1競走。

ミアネーロは、近年の秋華賞で特に期待値の高いキングカメハメハ系ドゥラメンテの産駒。

近年の当レースは、父か母父キングカメハメハ系の血統馬が4連勝中。

母父Pulpitは、スピードを強化する才能に優れた米国型エーピーインディ系種牡馬。

母ミスエーニョは、米国の1400G1デルマーデビュータントSの勝ち馬で、姉ミスエルテは2016年のファンタジーS(京都芝1400m・G3)勝ち馬と、短距離寄りのスピード指向の強い牝系であることも、今回の競馬へ向けては強調材料。

昨年の勝ち馬リバティアイランドも、ドゥラメンテ産駒で、母ヤンキーローズが世界最高峰のスピード大国としても知られる豪州競馬の芝1400mG1レースの勝ち馬。

ドゥラメンテ産駒のスピード強化型という意味で、この両者は類似性も高く、人気以上の激走に期待したい1頭。

クイーンズウォークは、ディープインパクト系キズナの産駒で、米国の快速系としても知られるFappiano系のHarlingtonを母父に持つ血統構成馬。

母ウェイヴェルアベニューは、世界最高峰のダート大国とも称される米国競馬の最速女王決定戦に位置付けられるBCフィリー&メアスプリント(ダ7F・G1)の勝ち馬。

日本のクラシック血統に、世界基準のスピードを強化された秋華賞向きの典型と言える1頭。

オークス馬チェルヴィニアは、母の父がキングカメハメハ。

2代母ハッピーパスは、芝のマイル重賞勝ち馬で、母チェッキーノもオープンクラスのマイル戦で勝利実績を持つスピード指向の強い一族。

この馬自身もマイル重賞を圧勝した実績を持つように、本質的な適性という意味ではオークス以上の可能性も。

推奨馬

ミアネーロ
クイーンズウォーク
チェルヴィニア

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