今夜も結果論 皐月賞編

今回の皐月賞……

王道とされる路線で勝ち上がってきた、もしくは差をつけて勝ってきた馬の3強、とされた。

しかし、勝ったのは「別路線組」のディーマジェスティ。

2位~4位入線が3強、5位入線にプラスワンのエアスピネル。

ということは、3強が弱すぎたわけではない。3強+1、と言われていた4頭で2~5着を占めているのだから。

それ以外の組に、強い馬がいた、という事実をどう捉えるか。


たぶん、こういう結果になる、という傾向は、昨年あたりからはじまって、これからずっと続いていくと思う。

その理由となるのが、2歳重賞の増加。
それにともなって、有力馬が本番まで直接対決しない傾向が強くなっている。

特に、今年はその傾向が顕著で、重賞2勝馬が初めて現れたのが、毎日杯のスマートオーディンであった。

重賞を勝って次を狙った、というスマートオーディンを軽くあしらったディーマジェスティが強い、ってのはチェックしておくべきだった。
別路線のあまり負けてない、前哨戦1着馬、ってのが穴を開ける傾向がこれから強まっていく気がする。

来年も、朝日杯FS勝ち、弥生賞勝ち、スプリングS勝ちくらいで2頭くらい抜けた人気をして……

きさらぎ賞とか、共同通信杯、毎日杯あたりの勝ち馬のうち、勢いのある、あまり負けていない馬が突き抜ける。

そんな結果になる気がしている。
これは、来年、この記事を読み返すことを忘れないようにしたい。

そういうことを、教えてくれる結果だったように思う。

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