今夜も結果論 菊花賞編

さて、菊花賞も外した(笑)


いや、今年の馬券成績は笑い事にならんのだが。

菊花賞、といえば芝3000、世代初の長距離レース。
ということで、長距離適性がある馬はどれだ!!

と予想することが多いんだが……

今回の結果を見てみると

1着 サトノダイヤモンド(1番人気)
2着 レインボーライン(9番人気)
3着 エアパスカル(6番人気)

芝2000か、というような結果である。
特に、ある程度距離延長に対応できそうな1着馬はともかく、
2着馬、3着馬など、ダービーですら長いのでは、という、
芝1600~2000のスペシャリストと言える馬たちと思える。

ラップタイムを見ると、それもそのはず……

1000~2000の真ん中1000メートルが64.5秒という超スローペース!

適性面では、中距離馬がこれてしまう緩んだレースになったのだ。


まあ、菊花賞にありがちなことではあった……


で、この結果……
有力馬のなかでは、長距離適性がありそう、と言われていたのが
ディーマジェスティ
だったわけだが。

このレースに出走したG1馬はこのディーマジェスティだけ。

ということは、

また「ディープインパクト牡馬で国内G1・2勝馬」

が生まれずに終わった!

逆に……
芝2000程度が適距離と思われるレインボーラインではあるが……

こちらで取り上げた、菊花賞血統な馬、ともいえるわけだ。

で、この動画で取り上げた「母○○からの血統が菊花賞を勝っている」

という考え方で言うと……

ダンシングキイ系が、影響力をなくしていく一方で……

母ウインドインハーヘア、からの血統が菊花賞を勝つのがこれで3頭目。

つまり、

2016 サトノダイヤモンド(父ディープインパクトの母ウインドインハーヘア)
2015 キタサンブラック(父ブラックタイドの母ウインドインハーヘア)
2005 ディープインパクト(母ウインドインハーヘア)

これは、血統評価、でも得意、ということにしないといけない……

そして、菊花賞2着のレインボーラインについて、やはり血統の動画で触れた実力評価として……

追い込んでモーリスに迫った馬!

そして、アップが遅れたので、天皇賞秋を見て、あれに追いすがった、という時点で評価は更にアップ。

来年期待できるのは、まだ国内G1を複数勝てていないディープインパクト産駒のG1馬、サトノダイヤモンドではなくて、モーリスに肉薄したレインボーラインになるのかもしれない。

今回の菊花賞、予想はバラバラで外してしまったが、来年に向けて、かなり色々見えてくるレース、となってくれたのは間違いないだろう。


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