インクルーシブの大切さ
SDGsの話題が流行っていると思う
環境問題であれば、脱カーボン問題
人権問題であれば、ウイグル問題・LGBTQなど...
そういった中で、
台湾のデジタル担当大臣のオードリー・タンが注目だと思う
新型コロナウイルスの蔓延において、「世界で最も防疫に成功した」と称賛される台湾で、サージカルマスク販売店の在庫がリアルタイムでわかるアプリ「マスクマップ」を開発した人である
オードリー・タンという人を少しクローズアップしたいと思う
オードリー・タン氏が1981年4月に誕生からの経歴
・8歳 プログラミングを独学で学び始める
・14歳 インターネットと出会い、中学を中退
・15歳 IT企業「資訊人文化事業公司」を起業 ~開発したソフトウェア「搜尋快手(FusionSearch)」は全世界で約800万セットを販売~
・19歳 シリコンバレーでソフトウェア会社を起業する
・24歳 Perl6の実装Pugsを開発する
トランスジェンダーであることを明かし改名する
~米Appleや台湾BenQの顧問を歴任~
・33歳 ビジネスからの引退を宣言する
「ひまわり学生運動」のネット中継に携わる
・35歳 台湾で最年少かつトランスジェンダーで世界初の閣僚(デジタル担当大臣)に就任
・37歳 米外交政策専門誌『フォーリンポリシー』で「世界の頭脳100人」に選出される
・38歳 東京都のコロナウイルス対策サイトの修正に参加する
台湾史上最年少で入閣、中学中退、15歳で起業し成功
トランスジェンダー、IQ180以上...などなど
色んな優れた能力を持ったGiftedな方です(台湾の落合洋一みたいな感じですね)
こういった背景を持っているからこそ
「インクルーシブ」という考え方が生まれたと思う
インクルーシブとは、「仲間はずれにしない」「みんないっしょに」という意味
つまり「誰も取り残さない」「声の小さい人の意見に注意して耳を傾ける」ことを実践することが必要である
これは、SDGsの最近の流れの中で、非常に大切な流れではないだろうか
思い出してみると、コロナが流行し、先が見えない中でマスクに皆殺到していた
情報が足りない人、お金がない人、場所的に不利な人...等々
弱者はより弱者に...強者は強者に...集まっていたと思う
そんな時に、サージカルマスク販売店の在庫がリアルタイムでわかるアプリ「マスクマップ」は皆に適切にマスクを配布することができたことは、「ソーシャルインクルーシブ」を達成できたということだと思う
今までは、弱い人は弱いままだったと思う
でもここからは、ソーシャルの力を使って、弱い立場の人たちも大きく変わることができることが証明されたので、このまま世界単位で状況が変わっていくといいなと思う
清水慧(しみずけい)
医療用医薬品の調査会社にてリサーチャーとして勤務。前職では、大手内資系製薬会社にてMRを担当。2021年4月から立教大学院ビジネスデザイン研究科(RBS)にてMBA(修士課程前期)を就学中。将来、起業(医療業界・合気道道場)を夢見てます。趣味は、トレーニング・合気道。
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