絵金@あべのハルカス美術館
※注意!!!!
今週7/14-15に、高知絵金祭りが開催されるので、
そこにあわせての投稿です、
あべのハルカスでの展示は終了しております。
絵金@あべのハルカス美術館
良かった!ずっと生でみたかった!
主に高知で活躍した画家。
(あくまでも個人の主観でいろいろ書いております。ご了承ください〜)
気になってる理由は、
高知が親戚の故郷であるということも大きいですが、
この人の描く顔の造形がすきなんですよねー
ここは理屈ではないね
あとは勢いのあるストロークがすてき!
残酷な場面が多いところだけ見ると
ちょっと芳年を思わせますかね。
ただ画面としてはガンガン着物の模様とか重ね塗りしてて、(お顔は薄塗り)
筆致も画面も勢いが溢れてます。
白絵はさらに筆の勢いが際立ちますよね。
これらの屏風絵が飾られる絵金祭りが
七月に高知の赤岡地区?で開かれます。
作品はそれぞれ個人宅の所蔵で
それぞれのお家の前に飾られるんですよね!
「絵金祭りで雨が降ったら屏風より先に提灯を片付けた」という逸話があるほど人々の暮らしに溶け込んでいた絵金の作品。
そして唯一撮影可能な第二部に展示されている
撮影可能なこの櫓?がすごいー!
高知から持って来てるんですね!
絵金祭りの気分が味わえて素敵な展示でした!
第一部、第三部に展示されている
屏風絵はそれぞれ歌舞伎などの場面を描いていて、
その話の内容も横に説明書きがあるのですが、
正直もう誰が誰か理解するのが難しいかも、、、
絵金の表現は無論最高に素晴らしいです!
ただ、観客が読むのめんどくさくならないように
物語解説の文章が簡潔にして下さってるので、
その話の内容を追うのが大変&
正直作品点数との関係で全部の内容を追うのは難しい…
それよりは目の前に存在する
絵金の画面の表現に浸っていたいなあー
鑑賞って難しい。
小さく画像を印刷して
その絵の上にそれぞれの人部名を記載した
キャプションとかあったらいいなあとか、、、
絵金が大阪で観れるというだけで有難いし、
これほどの立派な企画、展示に申し上げにくいのですが、、、ごにょごにょ独り言。
第二部も工夫があって楽しいですが、
やはり絵金ならではの迫力があるのは第一部。
絵金の屏風絵を間近で存分に楽しめます。
この方の作品は
やはりこのスケールのものが1番秀逸だと思います。
提灯絵とかもすてきだけど、大物がやはりいい。
あとLINEスタンプめっちゃ可愛いんやけど、
本来は「大好き〜」みたいな場面ではない女性像にそういう文字ついてるのが、、、気になるかも汗
まあでも絵金の作品ほとんど幸せ〜みたいな場面ないから仕方ないですよね、、、f^_^;
いろいろ申し上げてすみませんが、
おすすめです!
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