What's this?- Keigaku Salon-
答えは”伴走感”
資格試験や受験における”独学”の手法は、従来だと通信教材や市販の書籍を使用してひたすら机に向かってノートにガシガシ書いたりするスタイルが一般的だったと思います。
それが昨今はネット環境さえあれば、スマホやタブレットを用いて、”動画”で学習ができる時代になり、また、SNSやYouTubeで様々な情報に触れる機会も多くなった、と思う方が多いはず。
この現象、実際には、掲示板やブログ上での情報発信からSNS(TwitterやYouTube)にステージが移行したというのが、正しかろう見方だと思います。
では、それでも点数や結果に結びつかない方がいるのはなぜでしょうか?
〔不合格だった理由は?〕に対する答えを、シンプルに紐解いていきましょう。
・単純に勉強しなかったから → 不合格となった
・勉強する時間が取れなかったから → 不合格となった
・十分に勉強をしたが、勉強方法が悪かったから → 不合格となった
・勉強に使用した教材が悪かったから → 不合格となった
上記はいずれも、”やる気”、”きっかけ”、”誤った学習計画”、”教材の使い方”あたりが「うまくコントロール出来なかった。」に収束するという見方ができます。
また、今年の5月頃に、Twitterで募集がかけられた合格者や情報発信者だけで開催された「モチベーションアップ会議」において、様々な意見が出ていましたが、自分を餌で釣る作戦を初め、環境を追い込んで背水の陣を敷く、ライバルの設定など、様々な意見が出てきました。
私は「モチベーション」に関して科学雑誌や書籍を読むのが好きなので、有力な一つの答えを知っています。(あくまで統計をベースとした科学的考察なので、万人に再現性があるとは限りません。と、保険をかけておきます。)
それは”習慣化”です。
さらに、進化論の説を推せば、ヒトは元来、集中力に欠けるのが正常で、もっと言うと「長期間にわたる資格試験学習」をこなす能力が備わっていないのです。(細かな説明は端折ります。)
このヒトの遺伝子を良くも悪くも上書きするのが”習慣”なのです。
普段何気なく行っている、歯磨きや、挨拶、スマホに触る、こうした行為が全て”習慣”で作られています。
ところで、RIZAPはご存知でしょうか?
これほどの人格者がいるのか、と思うほどの凄腕パーソナルトレーナーが、自分の思う理想な体型になるまで付き添ってくれます。
そして恐ろしいほどの効果をあげます。(もちろん、合う合わないは存在するので、完全な肯定はしません。)
RIZAPは非常に興味深い原理で、トレーナーの指導は完璧なのは当たり前として、親身になってくれるトレーナーを裏切れないという心理が働くことで、強制的にトレーニングの”習慣化”を助けてくれるのです。
伴走者として、親身になってくれるトレーナーがいることで、目標に向かってモチベーションを維持できるワケです。
ストレートに言うと、慶学Salonでは、この”伴走感”を価値として提供いたします。(←この部分だけを切り取ってTwitterに挙げると、前後の大事な文脈を汲み取られずに、表面的な単語の羅列だけで、意図しない印象を与える可能性があるため、あえてTwitterでは言いません。)
”建築法規”は観放題
とはいえ、受験予定者としては「慶さんがサロンを開くんなら、建築法規の講義を期待するわい!」と、思うだろうと言うことも感じています。
10月1日から17日間行ったテスト運用の際に行ったアンケートを紹介します。
質問「私が作成する建築法規の講義動画があったら、値段の相場は、どれくらいだと思いますか?」
これに対して、
概ね2万円前後(3万円より)が妥当
との結果がありました。
ビジネスの発想をするならば、ここで価格帯を19,990円とかに設定して、「サロン限定で観れますよー」とか宣伝すれば一定数の収益をあげることはできる可能性がありました。
ですが、教材販売のような体を成すようでは、従来型の”教材を売り付けて、ちょっと無料講座を開講するスタイル”と一緒になってしまいます。
この業界には既に立派な教材で溢れています。
なので慶学Salonでは”伴走感”にこそ価値があると考え、私の建築法規の講義動画は、初心者向けの内容にシフトし、観放題とします。
もちろん、様々な意思や意図を持ったメンターが参集しますので、あくまで私個人のサロンとの向き合い方に関する意思表示となります。
”放課後”
資格学校や特定の教材の中で、十分なコミュニティがあったり、Twitterを始めとしたSNS上で満足される方は、わざわざ月額会費制の慶学Salonに入会する必要もないでしょう。
それでも、なお、別のコミュニティを求めたり、シンプルに私の法規解説動画が目当てで足を踏み入れてもらっても、どのような目的でも構いません。
指定教材はありませんので、どこの学校や教材を押し売りすることもありません。
疑問点を気軽に聞けたり、自分たちでサークル仲間を募ったり、合格者へ個人的に質問をしたり、そんな”放課後”のようなコミュニティになればいいなと思っています。
”価値は自分で感じるもの”
本当に価値があるのどうかは、体感してもらはないとわかりません。
月額1,000円の会費を徴収いたしますが、これはサロンの質を担保する目的のモノです。
無料だとSNSと何ら変わりません。
予期せぬ誹謗中傷や荒らし行為が発生しては、サロンは居心地の悪い空間になってしまいます。これを避けるためです。(無料で使用できる休憩スペースとスタバの違い的な。といえばわかるかしら?)
安過ぎず、高くない設定としての月1,000円です。
ほぼ毎月のイベント企画への参加や、メンターへ講習会等の企画提案もできます。
メンター側が、時間を多く割かなくてはいけない場合は、技術料の提供の対価として、参加料を頂戴する場合があります。(数百円から2,000円前後を想定しています。)
あまり宣伝っぽくなってしまっても、ただただイタい雰囲気が出てしまいますので、これくらいに。
あ、Twitterを辞めるかもしれません。と言うか向き合い方を変更しようかと思います。この話はまた次回以降に。
以上、最後までありがとうございました。何か一つでもあなたの思考や感情を動かすことができたのであれば、幸せです。