最近の記事

神回-kamiquai- vol.2 開催します!

どうも、等力です! 神回vol.1から半年ほどが経過し、遂に神回vol.2を開催します! 今回はAcid Bass編ということでGuest Liveにiserobin、Yebisu303のお二人、DLにFELINE、kyoのお二人をお誘い致しました。 Acid Bassとは何ぞや?生ベースの音を再現するべく作られたRoland TB-303、残念ながらその用途では成功しませんでした。しかし、中古市場に安く出回ったこの機材の特徴的な粘り気のあるサウンドにシカゴのハウスクリエ

    • 漢字のミスリード 「絶対音感」と「上流工程」

      日本語の漢字には多くの場合、複数の意味があります。その漢字が言葉の意味をミスリードさせている場面は結構多くあるなという気づきです。 よくある誤解として「音と楽しむと書いて音楽」がありますが、楽しむという意味での「楽」と、音楽や雅楽、楽器の「楽」は異なります。 このような些細な誤解のみならず、世の大きな歪みも実は漢字のミスリードによって発生しているのではないかと自分は思います。 同じく音楽の話ですが、日本の音楽教育は「絶対音感」を重視しすぎていると言われています。実際に和

      • 神回-kamiquai-vol.1 ありがとうございました!

        3/1に早稲田茶箱にて開催しました「神回 -kamiquai- vol.1」にお越しくださった皆様、出演者・関係者の皆様、ありがとうございました! 鮮度があるうちに記事を書くことに失敗しがちの私ですが、今回もミスりました。当日のことをゆっくり思い出しながら、書きます。 単刀直入に言うと、神回は本当に文字通り神回になったので非常に嬉しかったです。あと、とにかく当日が楽しすぎました。「神回」と開始前から言い切ってしまうことに不安はありましたが、言い切ってよかったなと今は思いま

        • 髪を寄付した話

          数年ほど伸ばし、へそ近くまであった髪を昨年末に切った。髪が長くなればなるほど、男性である自分に対して「なぜ伸ばしているのか」と聞く人が増えたことを覚えている。そう聞かれるたびに、特に深い理由も意味もないことを伝えた。 逆に、自分の髪型について、その理由を語れる人間がいるのだろうかと疑問に思う。憧れている人と同じ髪型、楽な髪型など、いろいろな理由がありそうだが、明確に答えられる人間はそう多くないだろう。 自分の行動や選択の理由を明らかにすることは難しい。仮に言葉にまとめられ

          アーティストのライブを撮影し、アーカイブするイベント「神回 -kamiquai- vol.1」 開催します!

          どうも、等力です!この度、カメラマンのtoshimuraさんと共同で「神回 -kamiquai-」というイベントを立ち上げました。さっそく第1回を今年の3/1に開催します! どういうイベントなの?アンダーグラウンドのクラブやライブハウスで活動しているミュージシャンのめっちゃいいライブパフォーマンスが全然Youtubeに上がっていない!ので、それなら自分たちで撮影クルーがいるイベントを企画してしまおう!という趣旨です。 日本にもDommuneなどのプラットフォームはあり

          アーティストのライブを撮影し、アーカイブするイベント「神回 -kamiquai- vol.1」 開催します!

          ネクロ魔×ネムレス 「boundless wounds」楽曲解説

          2018/12/23に発売された、ネクロ魔×ネムレスのスプリット作品『boundless wounds』のタイトル曲である「boundless wounds」を作曲者が解説します。 以前、ネクロ魔の「R'LYEH」の解説をしたので、未チェックの方は暇な時にでも読んでください。こちらはデモ音源のおまけがつきます。 今回は執筆のスピード感を意識してデモ音源配布はなしにして、価格を300円に下げます。基本的には曲作りのアイディアを記載しつつ、インスピレーション元の音楽を挙げてい

          ¥300

          ネクロ魔×ネムレス 「boundless wounds」楽曲解説

          ¥300

          明日の叙景 2018年・中国ツアー日記 3日目

          如何せん時間が取れず更新できずにいたが、年末年始の休暇中に書き上げたい。 ツアー3日目も基本的には前日と同じルーティンである。今日はAHSES TO THE LIGHTの2日目ということで、共演する4バンド全員で貸切バスに乗って移動する。 バスの外は雨が降っており天気は悪かった。こういう日にバス移動は楽である。朝が早く、眠かったので早々に耳栓を装着して眠りについた。 余談だが、夏の終わりに大学の研究室の合宿で軽井沢に行った際、気温と天気の読みが甘く、夏服で挑んだ自分は非

          明日の叙景 2018年・中国ツアー日記 3日目

          明日の叙景 2018年・中国ツアー日記 2日目

          朝5時に宿を出発して、高速列車に乗って上海に向かうスケジュールである。 高速列車の駅はまるで空港のようで、建物の中に入るだけでも荷物チェックや身体検査がある。7時の列車を予約しているのに何故か6時から改札前で並び始める。予約してあるのに、なぜ自分たち含めみんな並ぶのかとYiQiに聞くと、中国人はせっかちだからだと答えが帰ってくる。確かに、それは感じる。 KFCのエッグマフィンとコーラを朝食としてもらい、時刻通りにいざ改札が開くと列は崩壊し我先にと人がエスカレータに向かい始

          明日の叙景 2018年・中国ツアー日記 2日目

          明日の叙景 2018年・中国ツアー日記 1日目

          中国国内をツアーすることは初夏には決まっており、航空券を購入したり、必要な書類にサインしたり、もちろん練習したりと準備は進めていた。しかし、ついに2週間を切っているタイミングでも告知が始まらず、正直に言うとかなり不安であった。 後に判明する話だが、現地のプロモータは顧客情報を持っており、メーリスにライブ情報を流すことで告知を行っていたそう。実際に集客はできていたので、これが彼らのやり方なのだろうと思う。大々的に告知することは政府の弾圧を受けるきっかけになってしまうのだろうか

          明日の叙景 2018年・中国ツアー日記 1日目

          明日の叙景 2018年・中国ツアー(経緯編)

          明日の叙景は2018年11月1日から6日まで、移動を入れると8日かけて中国をほぼ縦断するツアーを行いました。今回はその経緯などを簡潔にまとめ、続く記事では日記形式でツアーを振り返りたいと思います。 ツアーの経緯(1) Pest Productionsからの1stアルバム国際版リリース 明日の叙景は2018年2月に1stアルバム『わたしと私だったもの』を自主リリースしました。それを聴いた中国のアトモスフェリック・ポストブラックメタル系レーベルであるPest Product

          明日の叙景 2018年・中国ツアー(経緯編)

          NECRONOMIDOL - R'LYEH 楽曲解説

          あたり前の話だが、音楽の作り方は人によって異なる。作る理由も異なれば、使う楽器やツールも異なる。制作にかける時間も、手順も違う。 自分はNECRONOMIDOLというアイドルに依頼を受け楽曲提供している。アイドルと言ってもAKB48グループや乃木坂46を始めとする坂道シリーズとは異なり、バンドで言うところの「インディーズ」のアイドルである。細かい定義の違いはあるが、NECRONOMIDOLを始めとするライブハウスで活動するインディペンデントなアイドルグループを「地下アイドル

          ¥500

          NECRONOMIDOL - R'LYEH 楽曲解説

          ¥500

          SONICMANIA 2018 に行った

          大型フェスや恵比寿LIQUIDROOM以上のサイズのライブハウスには全く行かない。10代の頃に数回ほど大型フェスには行ったことはあるが、楽しみ方がイマイチわからなかった。それから都内の小規模なライブハウスやクラブに行く楽しみを知った自分はそういった大型イベントとは無縁の人生を送ってきている。 音楽の評価と作家の人格は分け隔てるべきか否かは頻繁に議論になるが、自分は音楽と作家の人格が一切結びつかない。高校生の頃、ある音楽のイベントでよく作品を聴いていた作家を偶然見かけたが、彼

          SONICMANIA 2018 に行った

          自作 Amen Break + α 販売します【無料配布あり】

          こんにちは、都内で音楽活動をしている Kei Toriki です。 以前より告知していた、自作のAmen Break + α の配布を開始します! また、配布する素材をサンプリングした楽曲を募集し、その中から1曲を選び生ドラムレコーディングを行う企画も行います(詳細はページ最下部へ) 自己紹介 企画者:Kei Toriki 明日の叙景というバンドでギターを弾きながら、Kei TorikiとしてIDM, BreakcoreなどのElectronicな音楽を作っています。

          自作 Amen Break + α 販売します【無料配布あり】

          Amen Break + α 【有料記事 200円】

          こんにちは、都内で音楽活動をしている Kei Toriki です。 こちらの記事では以下のコンテンツを公開致します。 【解説】 (1)レコーディングの詳細/機材 【配布物】 Amen Break WAV 2種類(BPM:140, 170) Think Break WAV 2種類(BPM:120, 160) Original Drum Sample WAV 5種類 【試聴】

          ¥200

          Amen Break + α 【有料記事 200円】

          ¥200

          Amen Break + α 【有料記事 400円】

          こんにちは、都内で音楽活動をしている Kei Toriki です。 こちらの記事では以下のコンテンツを公開致します。 【解説】 (1)レコーディングの詳細/機材 (2)レコーディング中の発見 【配布物】 Amen Break WAV 全8種類(BPM:138, 140~200) Think Break WAV 全8種類(BPM:113, 120~180) Original Drum Sample WAV 全19種類 【試聴】

          ¥400

          Amen Break + α 【有料記事 400円】

          ¥400

          Amen Break + α 【有料記事 500円】

          こんにちは、都内で音楽活動をしている Kei Toriki です。 こちらの記事では以下のコンテンツを公開致します。 【解説】 (1)レコーディングの詳細/機材 (2)レコーディング中の発見 【配布物】 Amen Break WAV 全8種類(BPM:138, 140~200) Think Break WAV 全8種類(BPM:113, 120~180) Original Drum Sample WAV 全19種類 全パラデータ WAV 【試聴】

          ¥500

          Amen Break + α 【有料記事 500円】

          ¥500