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長期投資を辞めないなために知っておくべきこと

中桐啓貴さんの『日本一カンタンな「投資」と「お金」の本』を読ませて頂きました。

まずは結論!!

資本主義とはヒトの欲望が底なしだからこそ成長し続ける仕組みで、その成長に期待して行うのがインデックスファンドの長期積立投資です。これから20年、30年資本主義が成長を続けると信じるなら長期投資をしましょう。また、資本主義の成長と関係なく短期間で見ると株式市場ではバブルが発生します。これはヒトの感情からくるもので資本主義の成長とは関係ありません。無視して長期投資を続けましょう。

インデックスファンドの長期積立投資が個人投資家の最適な戦略であることは多くの人が知っていると思います。しかし、それでも続かない人がいる。それはなぜでしょうか??

本書では2つの原因が挙げられています。1つ目は資本主義の成長を信じきれずに売ってしまうこと。2つ目はバブルに動揺して売ってしまうことが挙げられています。

資本主義を信じるとは??

そもそもインデックスファンドでの長期積立投資とは何に期待して毎月のお金を投資に回しているのでしょうか??

「えっ?お金が預金より増えるからじゃないの??」とか「最近本で読んだから」とか思ってる人いませんか?

始めるきっかけはそれでいいと思います。しかし、その状態で続けていくとバブルが弾けたら積立投資額が50%とかに減ったりします。その時に「こんなはずじゃなかったのに!!」となって売ってしまいます。

インデックスファンドでの長期積立投資とは、資本主義が今後も成長することに期待して行うものなのです。だから、資本主義への理解が必須なのです。

資本主義とはなんでしょうか?単純な具体例をあげるとしたら、服が買いたい人がいて、服を売りたい人がいる。これを繰り返すだけでは資本主義は成長しません。ただし、人がもっと服を欲しがったり、服を欲しい人の人数が増えたら資本主義は成長します。

人の欲望が底なしだからこそ資本主義は成長するのです。人の欲望が底なしだと信じることができたらインデックスの長期積立投資を継続しましょう。

バブルを耐え抜くためには??

バブルとは「資産価格が実態の価値と大きく乖離して高騰」することです。つまり、市場で取引されている値段が実際の価値より大きくなってしまっている状態です。なぜ実際の価値より高い値段でも買う人が出てくるのか??

それは、他の人がより高い値段でも買ってくれると信じているからです。つまり、バブルとは資本主義の成長とは関係なく人の感情で発生しています。しかし、バブルはいつか必ず弾けます、無限にもの値段が高騰することはないからです。

では、なぜ仕組みがわかっているのにバブルは今でも発生してしまうのでしょうか?これにも人の感情が関わっています。バブルはいつか弾けることを知っていても周りがバブルで儲けていると買わざるを得ないと考えてしまいます。特に人のお金を使って殖やすことが仕事のプロの投資家はバブルの値動きを使ってでも儲けなければいけません。だから、いまだにバブルは発生して必ず弾けます。

バブルを繰り返しながらも資本主義は時間をかけてゆっくり成長していきます。それを信じれる人ならインデックスの長期積立投資を継続することができるはずです。

今回は以上です。最後まで読んで頂いた方は本当にありがとうございます!!もしよろしければnoteのフォローやtwitterのフォローよろしくお願いします。

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