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コーヒーが育てられ→運ばれ→飲まれる

  お勉強会(コーヒーのバリュー・チェーン)

命題:コーヒーの生産者と消費者はどのようにつながり,川上の生産者の現状を知り,消費者は何を求め,何ができるのか?

注:本稿は上記命題について資料蒐集・整理し,寄せられた意見を含めて解決の糸口を探るため,未完「建築中」.

コーヒーのバリュー・チェーン(生産国側)

コーヒーベルト

 コーヒーは赤道を中心に北緯,南緯およそ25°の「コーヒーベルト」に含まれる地域,すなわち熱帯・亜熱帯の国・地域で生産される一次産品であり,世界各国で飲まる国際商品である.

コーヒーの生産者

生産者の8割は,2ha程度の耕地でコーヒーを栽培している零細農家で,600kg/haの生産量だという.

堀口俊英(2021):THE STUDY OF COFFEE.新星出版社.

 これら多くの生産者は規模の大きな農園に比べて生産量はもとより単位面積当たりの生産率も低い.

 国状は不安定で国力も弱く,歴史的には西洋の植民地としての後遺症も抱えている.

 コーヒー栽培の知識も不十分で,必要な設備を整える金銭的余裕もなく,コーヒー栽培をあきらめ,都会への移住や禁止作物への転換を図ることもあるという.

コーヒー国際価格の推移


コーヒーの取引価格


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