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君に会いに行くよ

眠れない午前5時、仕方がないので君に会いに行きたいと思いを綴る。

会いに行けない距離じゃないけど、名分は立たないし、君にその気がないことも分かってる。

それでも会いたいと思うのは何でだろうね。会えば、何かが起こるかもと想っているからかな。

長い片想い中は、勝手に想って悩んで泣いて迷って泣いて、としていたけど、今はもうそんなことはないよ。

ただ、ああ、会いたいなぁと想う。口に出すことはしないけど、会いたいなぁと想うよ。

たまに、だけどね。

本当にしばらくずっと忘れていたのに、君のことなんて。なのに、急に夢に見ちゃったら、急に思いが募ってしまった。

うーん、いろいろ理由を考える。退屈してるせいかな。君が何の気なく撒いた種を育ててしまったせいかな。奥手なわたしをからかっていたのが、今になってじわりと効いてくるとは、やるな。

とはいえ、何ができるわけでもありません。せいぜい、夢想するのが関の山です。

それでもまぁ、今現在の正直な心うちを記しておこう。

君に会いに行きたいよ、と。


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