J.S.Bachインヴェンション全曲
みなさん、こんにちは!伊藤慧です。
以前からKちゃんねる(youtube)ではバッハの作品に関するお話をしているのですが、
■インヴェンションの演奏を聴いてみたい!
■全部弾いてください!(笑)・・・なんてリクエストを度々頂いていたので、全3回にわけて(5曲ずつ)バッハのインヴェンションをお聴き頂きたいと思います。
インヴェンションを演奏するにあたって
初めてインヴェンションに取り組んだ人は、右手と左手が交差したり
ごそごそとなんでこんな近くで指が動かなきゃならないの!と思いませんでしたか?
現代のピアノで演奏している私たちにとっては、右手左手の重なり、ぶつかりはかなり弾きにくいものですが、バッハの時代の楽器は2段鍵盤です。
右手左手で上下の鍵盤を弾き分けていれば、手の交差も問題なかったはず!
あまり手の交差、左右の指のかぶりに神経質になりすぎないで演奏しましょう。だってもともとが2段鍵盤なのですから・・・
それでは第1番~第15番まで、一気に聴いてみましょう!
インヴェンションの練習法
インヴェンションの前に「プレ・インヴェンション」を練習している方が多いかと思いますが、それでも最初は苦戦する人が多いはず。
右手がメロディー、左手が伴奏といった形から頭を柔軟に解放する必要がありますね。まずは片手ずつの練習は必須です!
まずは左手から・・・次に右手をそれぞれ譜読みします。自由に片手ずつ弾けるようになったら、左手を弾きながら右手のラインを歌ってみる。逆に右手を弾きながら左手のラインを歌ってみる。かなり難しいですが、焦らずにゆっくりと確認しましょう。急がば回れ・・・
ここまで練習すると、両声部がかなり頭に入ってきています!あとはテンポをゆっくり目から両手で弾いてみましょう。ポイントはどちらかの声部だけを頭で追うのではなくて二声を客観的に聴くことです。
時々両手で弾いたときに、片手ずつ弾いていた時と全く違う指使いになってしまう人がいますが、それはNG!かならず、片手で練習したのと同じ指で弾きましょう!
バッハに関するお話
バッハに関するお話をまとめておきたいと思います
■バッハと数字の関係性のおはなし
■バッハの音言語を考えよう
■フーガを弾くなら写譜してみよう
その他バッハの演奏動画
大好きなバッハのトッカータBWV914を演奏しました。
ぜひご覧ください!
✽伊藤慧のポケットコンサート✽