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【入社エントリー】外資系企業からPeopleXに入社した理由
はじめまして! 2025年1月にPeopleXに入社しました、及川慧瑛です。
現在、マーケティングやインサイドセールスを担当しています。
本投稿を読んでいただき、ありがとうございます。
今回、初めて入社エントリを書くことになりました。拙い部分もあるかもしれませんが、温かい目で読んでいただけると嬉しいですmm
この記事では、PeopleXの事業説明にはあえて触れず、私自身の価値観や、なぜPeopleXへの入社を決めたのかにフォーカスしてお伝えしたいと思います。この記事が、少しでも皆さんの気づきにつながれば嬉しいです。
(ちなみにトップ画は、弊社サービスPeopleWorkのトップ画です。社内でも使用しており、プロフィールページに「スキル」や「趣味」など満載で、入社してから誰に何を聞けば良いのか、話のきっかけ作りにもなるし、大変助かってます)
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キャリアの振り返り
新卒でジョンソン・エンド・ジョンソンに入社し、病院向けの医療機器営業からキャリアをスタートしました。営業が好きで順調に数字も積み上げられることができ、フィールドセールストレーナーとして、チームマネジメントや営業戦略の立案・管理に携わるようになりました。
その後、店舗向け決済サービス事業でマーケティング領域に転じ、インサイドセールスやWEB広告運用、リード獲得から育成、マスプロモーションのプランニングなど、マーケティング全般を経験しました。(10→100?1000?くらいのフェーズで、マーケは初ながらもほんとに色んな経験させてもらった!感謝。)
2度目の転職で、外資系メーカーに転職し、2つのブランドの戦略立案・実行を担当。海外本社との連携や交渉、他部門をまたぐプロジェクトのリードも行いました。
セールスとマーケティングの両面で成果を出すための仕組みづくりに携わってきたことが、キャリアの核となっており、チャネル問わず泥臭くチャレンジしてきました。
PeopleXへの転職を決めた理由
そんな私がなぜ大手の安定を離れ、スタートアップであるPeopleXに飛び込む決断をしたのか。その理由は、大きく3つあります。
1.Missionへの共感
日本は今後労働人口が4割減少すると予測されているにもかかわらず、労働生産性は依然として低迷しており、エンゲージメント指数においては129カ国中128位という極めて厳しい結果になっているのが現状です。
なので企業は採用だけでなく、今いる社員をどう育て、生産性を上げて活躍できる環境を整えるのか、「働きやすさ」だけでなく「働きがい」が重要な課題となってきているのは周知の通りです。
時間当たり労働生産性:OECD 加盟 38 カ国中 30 位
従業員エンゲージメント:世界129ヶ国中128位
そんな課題をぼんやりと感じていた最中、代表橘の、異様なほどに熱量高いXでの発信を見つけ、過去の投稿やNoteを読み込んでいくうちに、PeopleXのMissionである「社員を成功させることで、企業を成長に導く」という言葉に強く惹かれるようになりました。
https://note.com/d_tachibana/n/nb3cb14fd215d
特に最近では生成AIを活用した生産性向上の取り組みも注目されています。こうした時代の変革期において、私自身も日本のHR業界に変革をもたらす挑戦をしたいと思い、PeopleXへの入社を決意しました。(自分の子供たちが大人になった時に、日本に魅力を感じられる社会になっているように頑張りたいのも動機の一つ。。)
組織に馴染み、成長し、活躍できる人材を育て、「働きやすさ」ではなく「働きがい」を持って生産性高く働ける仕組みを日本に広めていきたいと思いました。
2.コンパウンドスタートアップへの興味
最近ではプロダクト単体での差別化が難しくなっている中、コンパウンドスタートアップのアプローチに強く魅力を感じました。複数のプロダクトを連携させ、プラットフォームとして一貫した価値提案を行うことで、顧客に寄り添ったソリューションを提供できる点が魅力かと思います。
ワンプラットフォームでマルチプロダクト戦略では感じられない顧客体験を生み出し、従来のモデルでは解決しづらかった課題を解消する可能性が広がっています。
海外の事例でもコンパウンド型のスタートアップが市場に新たな価値を創出し、競争優位性を確立しているケースが増えているようです。日本市場においてもこのモデルがもたらす可能性にいち早く携わり、挑戦したいと考えました。
3.BtoBマーケティングの白地
これまでBtoCとBtoBの両方のマーケティングを経験してきましたが、個人的にはBtoBマーケティングにはまだ多くの伸びしろがあると感じています。
BtoBマーケティングが「確立されていない」と思う背景は2つあります。
1つ目は、企業ごとに最適な組織モデルが確立されておらず科学しきれていない点です。例えば、インサイドセールスは営業部門に属するのか、それともマーケティング部門に属するのか。また、リードの獲得や育成は、マーケティングが担当するのか、それともインサイドセールスが行うのか。
そして、「The Model」という営業・マーケティングの分業モデルを採用するのかなど、企業のフェーズや市場環境によって異なりますが、最適化できていない企業も多く、現在も関係者の中で重要トピックとして話題に上がっているかと思います(最近では、RevOpsがバズワード的になってますが、そもそも組織構造的な課題ゆえのポジションなのでは?とも個人的には思っています)
![](https://assets.st-note.com/img/1738187036-F8SoXCR3zKQmfAyLG1TM5ckw.png?width=1200)
そして、BtoBにコンパウンド戦略が加わるとさらに複雑になります。
プロダクトカットがよいのか、チャネルカットのマーケ組織が良いのか。2023年時点では、LayerXのバクラクにおけるマーケ組織は、プロダクト×チャネル(機能)のマトリクス組織が採用されてたようです。当時すごく興味深くNoteを見てました。
![](https://assets.st-note.com/img/1738195581-ElQisva21CzkZ0jgR8yHAwGB.png?width=1200)
https://note.com/yui__ishikura/n/n3ca439871197
結局顧客に提供できる価値を最大化できる組織のあり方が最善だと思うので、科学していきたいです。
そして2つ目の背景は、顧客とのコミュニケーション手法の進化の余地が大きい点です。市場によって異なる前提はあるものの、BtoCでは意思決定者が個人になることや、機能的に差別化しにくくなってきている市場も多いため、顧客の感情や体験を重視することでコミュニケーション内容・手法によって独自性を出そうとする機会が多いと思います。
一方でBtoBではプロダクトに力点を置いており、機能やメリットに重点が置かれがちかと感じています。
しかし、BtoB領域でも、プロダクトによる差別化が難しくなってきている今(特に生成AIを活用したプロダクトは独自性を単独プロダクトで維持することが本当にできるのか?)、ToCのようなコミュニケーションによる差別化への試みが今後より一層求められるのではないかと考えています。
だからこそ、BtoBマーケティングは面白いし、コンパウンドがさらに普及してくればさらに面白いフェーズになるのではないか、と推察しており入社の一因になりました。
これからやっていきたいこと
ダラダラと個人的な考えを述べてしまいましたが、BtoBマーケティングの領域にはまだまだ多くの可能性を秘めており、チャレンジしがいがあると思っています。
顧客起点である考えを根本に据えながら、コンパウンド×BtoBマーケにおける組織構造やコミュニケーションの最適化を通じて、より効果的で価値あるマーケティングを実現するため、愚直にトライアンドエラーをしていきたいです。
BtoBマーケティングのあり方を模索し、いつか新しいスタンダード作りに少しでも貢献できたらと願っています。
最後に
PeopleXはHRという「人」に関わるサービスだからこそ、HR業界のお客様の課題に真正面から向き合い、顧客の声に基づき一次情報を大切に日々新しいソリューションを生み出しています。5年で20個のアプリケーションを開発する目標があるので会社のValueにもある「異常速度で社会実装していく。」が毎日目の前で体現されていることに驚いています。。
興味を持っていただけたら、ぜひコメントやメッセージをいただけると嬉しいです!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
今さらXもやり始めたので、ぜひフォローお願いします!これからできる限り投稿頑張ってきます。
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