【BMSGが業界の旧態依然な考え方を変えている】…3月1日付イマオトについて

BMSG所属歌手の3曲における動向を取り上げた今回のエントリーの終わりに、『これら作品がビルボードジャパンソングチャートを賑わせることで、BMSG以外のアイドルやダンスボーカルグループもこのチャートを意識し、デジタルに対し前向きに取り組むようになるでしょう』と記しました。
実際にこの事務所、そしてSKY-HIさんの存在は日本のエンタテインメント業界の変革に大きく貢献したことは間違いありません。

昨日のニュースで、なにわ男子の大橋和也さん主演映画に登場するアイドルユニットのメンバーが発表され話題に(BMSGからもMAZZELのNAOYAさんが参加しています)。この2年ほどはBMSGの登場もさることながら、痛ましい事件の表面化に伴いエンタテインメント業界が変わらざるを得なかった側面もあるとして、それが業界の健全化につながったと捉えています。事務所の区別なく所属グループ名を記載することが当たり前になったとも感じます。

それでも、業界の旧態依然な考え方は未だにみられます。

2月14日放送の『ラヴィット!』(TBS)では劇場版『トリリオンゲーム』に出演する目黒蓮さんと佐野勇斗さんが登場しましたが、出演者紹介時のテロップにおいて目黒さんには"Snow Man"という記載があったものの佐野さんに対しては"M!LK"という表示がありませんでした。

この問題は以前も指摘したことがあるのですが、その際一部の方から強い非難を受けました。しかし番組の後半では、アナウンサーが佐野勇斗さんの紹介時に"M!LKの…"と付けています。番組冒頭では昔ながらの慣例が残っていたものの、番組中に改めるに至ったと解釈しています。

こちらの発信が伝わったとは考えにくいのですが、非難を受けたり支持者が少なかったとしても、きちんと指摘し続けることの重要性をあらためて感じた次第。上記エントリーについては強い非難を受けたことで取り下げも検討したことがあったのですが、下げなくてよかったと感じています。

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