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noteはじめました。ブログ【イマオト】で音楽チャート等について日々更新しています https://www.imaoto.com/ また日米の最新ビルボードソングスチャートを紹介するポッドキャスト【Billboard Top Hits】を毎週アップしています

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Stationhead番組『imaoto on the Radio』再開のお知らせ

3月でラジオ業界から離れ、4月以降はStationheadでラジオ的な番組を行っていましたが、ネット環境の不全、また体調等を考慮し、この2ヶ月ほどは控えていました。 今週金曜より、『imaoto on the Radio』を再開しますので、お知らせいたします。 7月はポッドキャスト番組『Billboard Top Hits』収録のタイミングでXのスペース機能を用いて公開録音を行っていましたが、如何せん事前告知が不十分でした。 今後はきちんと事前アナウンスを徹底した上で臨みま

    • 【紅白出場歌手発表会見 遅延の可能性への私見】…11月11日付イマオトについて

      今回のエントリーの基となる”ヒットの7段階”については、2024年度終了および2025年度におけるチャートポリシー(集計方法)変更有無確認の後、今年中にブラッシュアップする予定です。 さて、『NHK紅白歌合戦』の出場歌手内定報道について上記ポスト内エントリーでまとめています。今年は昨年より内定報道の発信が遅れていると感じていたのですが、STARTO ENTERTAINMENTとの交渉難航が出場歌手全体の発表を遅らせているとのことです。 あくまで匿名関係者発言であることは念頭

      • 【ゴシップメディアへの私見、そして提案】…11月10日付イマオトについて

        嵐のミュージックビデオ公開に対し、”腐す”ゴシップメディアの存在を批判しました。しかしこのようなメディアは複数存在するのみならず、対象を限定せず誹謗中傷することをいとわない傾向にあります。 その中のひとつで新興と位置付けられるメディアと仕事をしたことがありましたが、その仕事を引き受ける決め手にはメディアの読み手が冷静で客観的な視野を持っていただければという願いが背景にありました。しかしそのメディアは最近どんどん攻撃的になっている気がしてならず、深い悲しみを抱いています。

        • 【STARTO ENTERTAINMENTの改革への私見】…11月9日付イマオトについて

          STARTO ENTERTAINMENTにおいては前事務所時代の初代社長による性加害問題が解決に至るのと同時に、デジタルが解禁に向かう等様々な改革を行うものと期待していました。その改革は日本のエンタテインメント業界全体の改善とも比例するといえるのですが、しかし現在にあっても状況が完全に好くなったと断言することはできないというのが、厳しくも私見です。 ブログではできる限り今年のうちに、STARTO ENTERTAINMENTや日本のエンタテインメント業界全体に対し願うことをブロ

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        Stationhead番組『imaoto on the Radio』再開のお知らせ

        • 【紅白出場歌手発表会見 遅延の可能性への私見】…11月11日付イマオトについて

        • 【ゴシップメディアへの私見、そして提案】…11月10日付イマオトについて

        • 【STARTO ENTERTAINMENTの改革への私見】…11月9日付イマオトについて

          【ブログを続けること以上にやりたいこと】…11月8日付イマオトについて

          『ビルボードジャパンに対しては近日中に、来る2025年度に向けてのチャートポリシー(集計方法)改善提案を記載する予定です』とエントリーの最後に記しました。実際、ブログでは昨年11月にこのようなエントリーを掲載しています。 無論すべての提案が叶うことはないでしょうし、自分の提案が正しくないことも考えられますが、違和感を違和感と認識したまま放っておくのは違うという考えの下、昨年より早い段階にて改善提案を発信する予定です。 ちなみに昨日、noteブロガー/プロデューサーの徳力基

          【ブログを続けること以上にやりたいこと】…11月8日付イマオトについて

          【感謝の思いの発信について感じること】…11月7日付イマオトについて

          さて今回の件に関連して、INIが発信した内容に対し感じたことがあります。これはINIだけではなく、アイドルやダンスボーカルグループ全体に対して言えることでもあります。 (”MINI”とは、INIのコアファンの方々を指す”ファンネーム”です。) ブログエントリーでは、ストリーミング等において「WMDA (Where My Drums At)」のライト層は多くはないと記しましたが、しかしライト層も存在しているはずです。そしてライト層による獲得ポイントは大きくないとして、しかし

          【感謝の思いの発信について感じること】…11月7日付イマオトについて

          【三浦大知のゴスペルアプローチ曲に触れる】…11月6日付イマオトについて

          『月イチで紹介するこのエントリーは完全な私見に基づくベストソング選出企画』であり、『音楽チャート等紹介の際、個人的な作品への思い入れを乗せないよう心掛けています』ということを、ご理解いただければ幸いです(『』内は上記エントリーより)。 今回King & Prince「WOW」を選出していますが、この曲を手掛けた三浦大知さんは2018年のシングル「Be Myself」のカップリングにて「Perfect Day Off」を発表しています。UTAさんと共に手掛けたこの作品、そして

          【三浦大知のゴスペルアプローチ曲に触れる】…11月6日付イマオトについて

          【タイラーとクインシーのチャート情報】…11月5日付イマオトについて

          火曜は米ビルボードによる最新の米およびグローバルのソングチャートの速報記事を、翻訳して紹介しています。そのため、通常よりも早い午前6時に公開しています。 さて、ブログエントリー公開後、タイラー・ザ・クリエイターのニューアルバム『Chromakopia』収録の14曲すべてが100位以内にエントリーしたことがアナウンスされています。 米ビルボードによるアルバムチャートはデジタルおよびフィジカルのアルバムセールス、単曲ダウンロードのアルバム換算分(TEA)およびストリーミング(

          【タイラーとクインシーのチャート情報】…11月5日付イマオトについて

          【「チャンカパーナ」のヒットが契機となるか】…11月4日付イマオトについて

          NEWS「チャンカパーナ」はビルボードジャパンの総合ソングチャートでも2週連続20位以内、そして6週連続で100位以内にランクインしています。 過去曲の再ランクイン、そして新曲を含むSTARTO ENTERTAINMENT所属歌手の作品全体においても特筆すべき動向であり、STARTO ENTERTAINMENTはデジタルアーカイブを配信することの重要性を感じているのではないでしょうか。そして以前記した、業界内外の考え方の変革も進むものと期待します。

          【「チャンカパーナ」のヒットが契機となるか】…11月4日付イマオトについて

          【クリスマス関連曲上昇にそもそも必要なこと】…11月3日付イマオトについて

          マライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You (邦題:恋人たちのクリスマス)」はリリースから30年、ワム!「Last Christmas」は40年。それら過去作がヒットしているのは今の時代ならではの聴かれ方、音楽チャートの変遷のみならず施策も影響していると記載しました。 昨年のクリスマスシーズン最終盤、2024年1月6日付米ビルボードソングチャート(→こちら)ではトップ10のうち9曲がクリスマス関連曲で占められていますが、これは先述した

          【クリスマス関連曲上昇にそもそも必要なこと】…11月3日付イマオトについて

          【山下達郎のサブスク解禁を願う理由】…11月2日付イマオトについて

          このエントリーでも言及したのですが、竹内まりやさんの夫である山下達郎さんの「クリスマス・イブ」は、一部サービス限定ながらサブスク解禁されています。山下達郎さんはサブスクを解禁しないと以前のインタビューで宣言しており、定番クリスマス曲の解禁は矛盾と言われておかしくないでしょう。 その山下さんによる「言えなかった言葉を」(アルバム『SPACY』(1977)収録)が、米のラッパー、コータ・ザ・フレンドがスタティック・セレクターおよびロジックをフィーチャーした「Blah」にてサンプ

          【山下達郎のサブスク解禁を願う理由】…11月2日付イマオトについて

          【デジタルはフィジカルを駆逐せず、共存する】…11月1日付イマオトについて

          次週11月6日公開分のビルボードジャパンアルバムチャートでは、Snow Man『RAYS』の首位獲得がほぼ確実となっています。 他方、『RAYS』はダウンロードおよびサブスク未解禁の状況であり、仮に次週この作品が総合首位に至れば、デジタル未解禁作品の首位獲得は2週連続(竹内まりや『Precious Days』に続く)となります。 デジタル未解禁がフィジカルセールスを伸ばす、もっといえばデジタルがフィジカルを駆逐しかねないというのがデジタル未解禁に至らない理由ではと感じていま

          【デジタルはフィジカルを駆逐せず、共存する】…11月1日付イマオトについて

          【トップ10初登場曲のヒット継続の読み方】…10月31日付イマオトについて

          『総合トップ10初ランクイン時(フィジカルリリース曲ではその指標の初加算時)に【ダウンロードが上昇しているか】【ストリーミングが高いか】【主要サブスクサービスの順位に乖離はないか】そして【動画再生とストリーミングの順位が乖離していないか】をチェックすることが重要です。』 今回記した4つのポイントが、ヒットの可能性を読む際の参考になれば幸いです。他にもポイントがあれば、今後紹介していきます。

          【トップ10初登場曲のヒット継続の読み方】…10月31日付イマオトについて

          【音楽ナタリーに紅白予想を寄稿しました】…10月30日付イマオトについて

          STARTO ENTERTAINMENT所属タレントをNHKが再び起用するとアナウンスしたことを受け、予想をブラッシュアップしています。前夜公開された音楽ナタリーのコラムも踏まえてのものです。 STARTO ENTERTAINMENTにおいては事務所側の圧力、そしてメディア側の忖度、その双方において保身がみられ、それが事務所のみならず業界全体の改善を遅らせています。デジタル化に伴いグローバルが市場となった現在においては尚の事です。 STARTO ENTERTAINMENTは

          【音楽ナタリーに紅白予想を寄稿しました】…10月30日付イマオトについて

          【TikTokの重要性、カントリー興隆の背景】…10月29日付イマオトについて

          ROSÉ & ブルーノ・マーズ「APT.」のGlobal 200における週間ストリーミング再生回数は歴代2位に。米では同曲が8位初登場を果たし、ROSÉはK-POP女性歌手として初の米トップ10入りを達成しています。 そして興味深いのは、米ソングチャートを初登場で制したモーガン・ウォレン「Love Somebody」において、TikTokで5ヶ月前にプレビュー公開されていたということ。米ビルボードの記事にて紹介されています。 モーガン・ウォレンが客演参加したポスト・マロー

          【TikTokの重要性、カントリー興隆の背景】…10月29日付イマオトについて

          【クリスマス関連曲がチャートを賑わす背景】…10月28日付イマオトについて

          日本の音楽業界におけるデジタルアーカイブ充実の必要性を紹介する際、海外におけるクリスマスソングを比較対象として用いました。その曲、ワム!「Last Christmas」については今年リリース40周年を迎えるにあたり、デジタルおよびフィジカルが新たに用意されることがアナウンスされたばかりです。 重要なのは、フィジカルが輸入盤でのみ用意されるということ。仮にアメリカでもリリースされれば米ビルボードソングチャートで最高位を更新する可能性があります。米ではダウンロード指標にフィジカ

          【クリスマス関連曲がチャートを賑わす背景】…10月28日付イマオトについて