【米チャートの首位長期化はいつからか】…9月17日付イマオトについて

シャブージー「A Bar Song (Tipsy)」が米で通算10週目の首位を記録。米ビルボードで10週以上首位を獲得したのは今回で45曲目となりますが、興味深いのはブログで記した以下の部分。

なお45曲のうち43曲は、米ビルボードが電子モニターによるルミネイト社のデータを採用した1991年11月以上に達成しており、この採用に伴い以前よりも長く首位を獲得することが一般的となっています。

本日付エントリーより

ルミネイト社のデータを採用する以前はデビー・ブーン「You Light Up My Life」(1977)そしてオリヴィア・ニュートン=ジョン「Physical」のみが二桁首位を達成。それも双方とも10週首位であり、如何に今のチャートが長期首位につながりやすいかが解ります。無論1週首位を獲るだけでも難しく、首位到達そして長期首位獲得は素晴らしいことです。

取扱データの変化、そして買い方(売り方)や聴かれ方の変化がチャートの長期首位獲得につながっていますが、大事なのはその変化に即してチャートポリシー(集計方法)が変わることにあります。今後も変わる可能性は十分考えられるため、チャート管理者の自問自答は常に必要です。

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