【近い将来チャートポリシーが変更される可能性】…9月7日付イマオトについて
Number_i「INZM」についてはStationheadの影響力の大きさが見て取れます。これは次週の集計期間初日にあたる9月2日付Spotifyデイリーチャートでの各曲のダウンからも判断可能であるということについて、本日付エントリーで述べています。
他のグローバルチャート上位曲に比べて再生回数の極度の上昇(濃い緑)や極度の減少(濃い赤)が多いのが #JIMIN「#Who」の特徴です。この現象が続いています。他のサブスクサービスと比べてSpotifyが多いことも含め、同曲の動向は引き続き注視する必要があると考えます。 https://t.co/gxd6xfV0l5
— Kei (ブログ【イマオト】/ポッドキャスト/ラジオ経験者) (@Kei_radio) September 5, 2024
さて、Stationheadの動向が反映されるSpotifyでは、BTSのJIMINによる「Who」が世界各国、そしてグローバルでも人気なのですが、他のサブスクサービスとの乖離が際立っています。
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上記表は本日付エントリーでも掲載していますが、実はJIMIN「Who」はこの5週に渡り、日本のSpotify週間チャートでは2位以上をキープしながらApple MusicやLINE MUSICの週間チャートでは100位以下であり、再生回数が偏っていることが解ります。サブスクサービス間で乖離がある曲は社会的ヒットとは呼び難いというのが率直な私見です。
この動向を踏まえ、米や日本、またグローバルのソングチャートにおいても、Spotifyの比重を弱めるチャートポリシー(集計方法)変更が行われるかもしれないと考えます。最近の変更はコアファンの過度な熱量を反映しにくくし、ライト層の支持曲をより可視化する形を採っていることがその根拠です。Stationheadの影響力上昇を踏まえ、議論が行われるかもしれません。
今回のエントリーの最後では『ライト層を如何に拡げていくかを思案し実行することが、歌手側そしてコアファンの課題では』と記しました。これはNumber_iやJIMINに限らず、すべての歌手そしてコアファンに必要なことだと考えます。