【SEO】上位に上げるために記事の見るべきポイント
僕は、現在リライト検証という業務をしています。
リライトとは、WEB記事を書き直すことです。
リライト検証とは、そのリライトした記事が「なんで上手くいったか?」「なんで上手くいかなかったか?」を分析して、次に活かす施策を立てることです。
その際に、リライト前後の記事の内容を比較したり、競合サイトと比較して、施策を立てます。
では、施策を出すために、具体的に記事のどんなポイントを見ていくのでしょうか?
今回は、施策を出すために記事の見るべきポイントを紹介していきます。
●SEO施策出しの流れ
以下の流れで施策を出していきます。
1,リライト前後の期間を確認(前後それぞれ4週間くらいで見ています)
2,リライト前後のデータをまとめる(session.掲載順位、タイトルCTR、クエリ数、検索ボリューム、それらの増減)
3,増加したデータ、減少したデータそれぞれ洗い出して、リライト前の記事、競合記事と比較して原因・仮説を考える
4,先程考えた原因・仮説が、ある程度正しいものか確認するために、競合サイトを見る
5,原因・仮説が正しいものだと納得できたら、その仮説を施策に反映する
の流れで施策出しをしていきます。
今回見ていくのは、3です。
次はどういったポイントで、リライト前後の記事、競合記事を見ていくのかを紹介していきます。
●SEO施策(順位を上げる)のために記事の見るべきポイント
施策出しでは、タイトルCTRなのか、メインワードの順位なのか、どんな数値に対する施策なのかを明確にする必要があります。
ここでは、「メインワードの順位」を数値、それに対する施策を考えていく前提で話を進めていきます。
見るべきポイントは以下です。
1,記事内のメインワードの数
2,メインワードの位置(タイトル・ディスクリプション・h2・h3・テキスト)
3.メインワードがロングテール(「ラーメン 糖質」とか)のそれぞれのキーワードの使用頻度
4,検索意図(ユーザーがそのキーワードで検索する目的)を満たす構成か?
5,検索上位記事で1位の共起語の数
6,検索上位記事で1位の共起語の配置(タイトル・ディスクリプション・h2・h3・テキスト)
7,検索上位記事で1位の共起語がロングテール(「ラーメン 食べ方」)のそれぞれのキーワードの使用頻度
8,競合記事で1位で取れている共起語の中でメインワードと同じ検索意図のキーワードは何か?
9,ユーザのメインコンテンツ到達率がどれくらいか?
以上の視点で、記事を見ています。
これが全てではないですし、妥当性のある方法かもわからないです。
しかし、一般的に評価されると言われている「メインワード」「共起語」「検索意図」のような視点は網羅的に持てているのではないかと思います。
●まとめ
9つの見るべきポイントを紹介してきましたが、
まとめると、
・メインワード
・共起語
・検索意図
この3つに集約されます。
次回は、この3つに関して、上位記事を見るべきポイントを紹介していきます。