おかわり麒麟【八杯目】おかえり麒麟
こんにちは。KEI-COです。
大河ドラマ「麒麟がくる」放送休止期間中も麒麟絵を描く試み「おかわり麒麟」、無事8月30日に放送が再開されましたが、こちらに最終週のイラストをアップしていませんでした…すみません。というわけで最後の「おかわり麒麟絵」です。
大河ドラマの放送が11週も中断されるという前代未聞の事態となり、その間はものすごく寂しかったけれど、つらい時間も過ぎてしまえばあっという間。
麒麟を待っている間に8枚の麒麟絵を描いていましたが、ドラマを改めて観直しているうちに新たな発見もあったりして、よい復習期間になったと思います。
15話。続く17話までのモックン道三は本当に圧巻でした。鷹狩りに連れて行ってもらえない高政がちょっとかわいそうでしたね。便利屋にされがちな光安叔父上と光秀、明智家の血なんでしょうかね…。
16話。見どころありすぎの回。「大きな国をつくるのじゃ」の道三も最高ですが、これまで人の顔色を伺ってばかりの光安叔父上が初めて見せた決意の表情が抜群にかっこよかったのでこちらをメインに描きました。
「討つべき敵を『様』付けしてしまうところが麒麟がくるの明智光秀」なんですね。肝心な時に鬼になりきれない。優しさなのか葛藤なのか、1割ツメが甘い、戦国の世ではそれが命取りになってしまうのに…。そんな光秀を、むしろ愛しく思います。ハセヒロさんの好演も相まって、明智光秀がどんどん好きになりますね。
17話。神回。光安は3週連続で描いていますが、どれも「描こう」と思って描いてなくて「描いてた」なんですよね。それだけ「描きたい」という衝動に走らせたパワーが光安にあったのだと思います。演じられた西村まさ彦さんの演技力も偉大。ちなみに麒麟絵は、主人公の光秀は毎週必ず描く という縛りでやっているんですが、これまで描いてきた光秀のなかで、この涙でグシャグシャな光秀の表情が最も好きです!
なにはともあれ無事放送も再開され、予定通り全44回放送されると正式に発表がありました。ファンにとっては何よりも嬉しいお知らせです。
キャストやスタッフの皆様、麒麟がくるに関わるすべての方、大変な状況の中、撮影を続けてくださり本当にありがとうございます。
これからも楽しみにしています。最後まで、明智光秀を見守りたいと思います!
麒麟がくる世になりますように…!