星野リゾートの教科書 - 感想・引用
今回の記事は、星野リゾートの星野佳路社長の本です。軽井沢の小さな旅館から日本各地でリゾートを手がけるようになった星野リゾート飛躍の背景には、勉強家である星野社長とその愛読書、経営での実践方法がありました。
この記事では、本の要約をするのではなく、輪読会を行うにあたり、私が読んだ感想や本からの学び、一部引用を紹介するものです。輪読会用のメモなので、一般的な記事のようにきちんと整理されているわけではないのでご了承ください。
感想
教科書通りに、うまく行くまでやることの大切さを教えられた。守破離とあるが、それを地で行くようなスタイルだと思った。
個人的に何か活かせそうなサービスの例は、カレーの保証、リピーター客を管理して一人一人に合わせたサービス内容が自動的に提示されるというもの。
また、ブランチャードの理論、どんな製品・サービスを目指していくのかは、提供する側が自分たちで明確に決めるべきだと強調している。そのうえで、お客様の声に耳を傾け、工夫を重ねるべきだと説く。というのはその通りで大事だと改めて思った。
「顧客をつかむには、満足させるのでは不十分で、熱狂的なファンを作る必要がある。」これはどこでも共通する話なんだなと思った。
星野社長は4代目で、2代目が内村鑑三と親しく、「成功の秘訣」という星野氏に贈られた自筆の教えがあり、それは石の教会に飾られているそう。
羨ましいなと思った。
その中で、「成功本位の米国主義に倣ふべからず。誠実本位の日本主義に則るべし。」というのがあり、これは響いた。
経営者が一番大切にしなければならないのは、お金ではない。それは品性である。会社に残すべきは経営者の姿勢というのが、内村鑑三から学んだ話。
これらの言葉も良い。下の引用の最後にもあったが、会社に残すべきは経営者の姿勢。これは内村鑑三氏の『後世への最大遺物』の中でも書かれている点で、非常に共感する。
引用
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