愛おしいからこそ
愛猫の調子が良くない。便秘かと思って病院に連れてったら、小腸にしこりがあるらしく腹水が溜まってしまっているとのこと。5段階レベルで5の状態と言われてしまった。
治療法はいくつかあって、大きい病院でCTを撮ったり色々調べることもできると。ただ、あの子に様々な苦痛を強いることだけは選択肢に無かった。
帰宅して旦那氏と泣きながら症状に合わせて病院へ連れて行こうとなった。便秘なら便秘の対処を、吐くのなら吐き気止めを。都度、大嫌いな病院に連れて行くことも心苦しいが、闘う子を支えていこうとなった。
目が痛くなるほど泣いたのはいつぶりだろう。自分にとっては初めてのペットで戸惑うことだらけだが、まだまだ長生きをしてほしい。家族の中心であってほしい。それが人間のエゴだとしても、互いに笑って過ごしていきたい。だって愛おしいから。