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誓いの指切り
結婚して8年が経とうとしている。式は入籍して1年後に挙げた。
とても相性の良いプランナーさんと花関連担当者と出会い、話はとんとん進んだことを覚えている。
特にプランナーさんは、自分たちの事を熱心に聞いてくれたので、提案してくれることにハズレが無く非常にありがたかった。
一番の思い出はアルバム。こちらとしては予算がある中で、ちょっと申し訳なさそうに、あるアルバムのサンプルを提案してくれた。それは列席者も自然体で写っていたり、双方の両親の笑顔も、挙式をした当人達の笑顔もいっぱいのアルバム。ただし大きくて、少々お高め。
でも一度そのアルバムの形式を見てしまうと、他のアルバムが全て陳腐に思てしまった。プランナーさん曰く、
「カメラがご趣味のお二方にだからこそ」とのことだった。共通の趣味がカメラしかないというくらい、当時はどこかに出掛けては風景やら植物やらを撮りまくっていた2人。人物を撮らなかったせいか、ツーショット写真が皆無で式で使う時に焦ったのは良い思い出。
式も人前式にしたので、誓いのキスではなく、指切り。トップ画像が当時の写真です。神様に誓うのではなく、大事な家族、友人達を前に、誓いをたてたかったから。
当時は梅雨真っ只中だったにも関わらず、この誓いの儀式の時だけ、奇跡的に雨があがり、「外に出ましょう」のプランナーさんの鶴の一声で、即座にセットが外に移されたのも覚えている。
友人達に誓った通りかは分からないが、今でも喧嘩1つなく、心身はグダグダの中、家では穏やかに過ごさせてもらっているので、旦那氏に拾ってもらって良かったなと思う日々です。
友人が描いてくれたウェルカムボードは、今でも宝物。