問題解決のパターン【グループ3】始めます
発明原理【グループ3】をご紹介します。
発明原理17 多次元
発明原理18 振動
発明原理19 周期的作用
発明原理20 連続性
発明原理21 高速実行
発明原理22 災いを転じて福となす
発明原理23 フィードバック
発明原理24 仲介
それぞれの発明原理のイメージ図とサブ原理をご紹介します。
発明原理17多次元
サブ原理A:1次元(直線)→2次元(平面)にする
サブ原理B:2次元(平面)→3次元(立体)にする
サブ原理C:単一層→多層にする
サブ原理D:向きを変える
発明原理18振動
サブ原理A:振動させる
サブ原理B:振動の周波数をあげる/超音波を使う
サブ原理C:共振を使う
サブ原理D:圧電素子を使う
発明原理19周期的作用
サブ原理A:連続作用→周期的/パルス的作用にする
サブ原理B:周期的作用の周波数を変える
サブ原理C:パルス間の休止中に、他の作用を行う
発明原理20連続性
サブ原理A:全ての部分を連続的に動かす
サブ原理B:無駄な/非効率な動きをなくす
発明原理21高速実行
サブ原理A:作業を高速で行い、その害をなくす
発明原理22災いを転じて福となす
サブ原理A:有害なものを有用なものに変える
サブ原理B:有害なものに別の有害なものを加えて相殺する
サブ原理C:有害の度合いを有害性がなくなるまで増やす
サブ原理D:有害なものを受け入れやすくする
発明原理23フィードバック
サブ原理A:フィードバックを使う
サブ原理B:状況に応じてフィードバックを変える
発明原理24仲介
サブ原理A:作用を伝えるために仲介を使う
サブ原理B:一時的に仲介を使い、作用後に消える/除去される
【グループ3】の発明原理とサブ原理は以上です。
次回は「発明原理17 多次元」を解説します。
問題解決のパターン集を出版しました。電子書籍(キンドル本)です。
発明原理グループ1(01分割〜08つり合い)を1冊にまとめました。
アイデア発想のチェックリストとしても使えます。
※Kindle Unlimited 会員の方は、追加料金なし(¥0)で読み放題です。
シリーズ記事
次回の記事
前回の記事
シリーズの最初の記事
参考文献
ゲンリック・アルトシューラー 『超発明術TRIZ シリーズ1 入門編「原理と概念に見る全体像」』の「付録1 典型的手法の表」
Darrell Mann 『TRIZ 実践と効用 (1) 体系的技術革新』の「第10章 問題解決ツール-技術的矛盾/発明原理」
Yuri Salamatov 『超発明術TRIZ シリーズ5 思想編「創造的問題解決の極意』の「付録 B.発明原理」