マッハ数による流れの分類
基本的に自分は非圧縮と括られる流体しか
相手にしないのですが、
じゃあ非圧縮ってどこまで?
圧縮ってどこから?
が気になって調べたのでまとめます。
なんとなくのイメージです。
M ≦ 0.3:非圧縮性流 incompressible flow
流れによる密度の変化をほとんど考える必要がない。
0.3 ≦ M ≦ 0.8:亜音速流 subsonic flow
翼面上に衝撃波が現れ始める程度。
0.8 ≦ M ≦ 1.2:遷音速流 transonic flow
各種の物理量がマッハ数に対して非線形に変化する。
1.2 ≦ M ≦ 5:超音速流 supersonic flow
線形の流れ場になり、波動方程式で解くことができる。
5 ≦ M:極超音速流 hypersonic flow
非線形の流れ場になり、解析は困難。
物体前方にできる弓形衝撃波が物体にかなり近づき、
この衝撃波と物体間で物理量が急激に変化する。
こんな感じ。
数値は人によって多少前後しますが、
だいたいみんなこんなイメージを持ってるはず。