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夫婦生活で起きるZOOMの問題

ステイホーム生活が始まって3ヶ月。北海道は1ヶ月早いので、ステイホーム生活の中でのZOOMもいち早く行われていました。

ぼくは3月頭からの1ヶ月は、「えんとつ町のプペル札幌公演」中止のショックで、ものすごく気持ちが引きこもりになったので、ZOOM会議やオンライン飲み会なんてものは全然興味がわかなかったのです。

しかし同じく公演中止で九州から帰ってきたお嫁様は、文字通り同じ釜の飯を食った九州メンバーと話したい欲求が強く、いち早くオンライン飲み会・ZOOM会議を始めていったのです。

つまり

家では、パソコンに楽しそうに話をするお嫁様が現れたのです!!!


そんなZOOMに参加するわけでなく、同じ家でZOOMしている人がいる状態でわかった、ZOOM問題を提起したいと思います。


1  オンライン飲み会、イヤホン使用はしない方が良い。

相手に気遣って、イヤホンをすることがあると思います。同じ家なので、相手の声が聞こえない方が良いと考える人も多いと思います。

しかし!!イヤホンを使い、オンライン飲み会をした場合、お酒が進むにつれて声が大きくなる。

なんか、大きな独り言を楽しそうに喋ってて、とにかく

仲間外れ感がすごい!!!

なので、どうせならイヤホンではない方がいい。

そうしたら、たまに参加できます。(仲間外れ感がない。)

だからお願いです。イヤホンはしないでください!!!!


2 「ZOOM」いつ終わるか分からない問題。

時間制限がないものは、いつだって誰かを苦しめるものです。

終電や飲み放題の終わり時間、用事が起こり得ないこの状況だと、お開きの強制力が発生しない。

つまり、「ZOOM=エンドレス」な、稽古・会議・飲み会となってしまう。

これはすべてのZOOMユーザーみんなが思ったことがある問題でしょう。

なので、「絶対に終わる時間!」が、必要なんです。


3  「細かいスケジュール問題」

うちのように、両方とも役者をやっているとオンライン稽古というのがある。元々共有カレンダーでお互いのスケジュールは把握しているが、あくまでも稽古の開始時間と、一応の終わりの時間、だ。

ただ稽古の場合、共同生活をしていると稽古の細かいスケジュールも把握しないといけない。

稽古の中には、小返しなどの反復稽古で、まだ取り返しがつく稽古もあるが、テクニカルリハーサルや、通し稽古や、ゲネや、本番がある。

本番は、本番なので静かにしている。帰ってこない。などなど、心も体も準備がしやすい。

小返しも(ざっくり反復稽古というように考えてみてもらえたら)なので、ちょっとした帰宅音(うちはお犬様が吠える)などの突発的なことが起きても許されやすい。

しかし、テクニカルリハーサルや、通し稽古は、稽古の開始時間だけでは、それをいつやるのか読めないのだ。

いつ始まるか分からないのだ。

いや、たぶん、やっているチームの人たちも読めていないのだ。

細かいスケジュールを、まだ大事だと思っていないのだ。

そこに、生活があるということを想像できていないのだ。

なのであえて言いたい。

ZOOM(オンライン)で何かをするということは

家の中に外の世界が侵食してくるということだ。

だからZOOM(オンライン)で何かをする・作るということはより一層、その家にいる人や生活のために、「進行・スケジュール」を考える必要があると思う。

だって、いつまでもやってるんだもん。(・・・お嫁様、カマッテ_(:3」z)_  )




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