無職になって分かった、時間だけあっても辛いという事

人はお金があったら困らないと感じ、豊かになると考える人が多いと思います。
お金があれば嫌な仕事をしなくても生活できる。自由で好きなことだけやって生きていけると、

私もそう考えていました。

仕事が嫌いで本当に苦しんでいて
お金があれば仕事しなくても生きていけたらこれ以上の幸福は無いと考えていました。

自力である一定資金を作って
この懇願を現在に至り実際に経験してみてその考えが
お金だけあっても何も満たされない、苦しみとストレスがつきまとうその理由を

実体験の説明をしながら話そうと思います。

私は求職中の無職です。雇用保険の期間は終了してしまいました。
一人暮らしの独身で支援を求められる場所、親族、身内はありません。

唯一の資産、預貯金は数百程あります。
現在は雇用保険が終わってその預貯金を切り崩しての生活

倹約、節約が得意で1カ月の生活費もどれだけ切り詰めて最小で過ごせるか考えて生活しています。

正直に現在の預貯金であと1年以上は無収入でも生きていくことは可能

この生活は上で話した、お金があれば、仕事をしなくて良ければ幸福を手に入れることができるという夢を実現して叶えられたという事になったのです。

その幸福の夢が叶った現在の感想を伝えるならば

「もう辛くて、苦しい…。助けてほしい」

念願の自由の時間と嫌な仕事から離れられ好きな事だけできる日常を手に入れたにも関わらずにこのようになっているのか。

１．飽きてしまった

単純に飽きてしまった。やりたい事をやりつくしてしまった。
自由な時間が手に入ったら好きな時に好きな場所に行く事ができる
最初はめちゃくちゃ行っていました。
好きなお店、施設、自然、神社、公園など行きたい場所に時間と暇さえあればと、
行き過ぎてしまったのです。
新しく行ってみたい場所もそこまで思いつかずそれでも週に1度くらいで行くだけでいいと
それでも唯一、神社はこれからの事と神様にお参りをしに行きます。

２．家にいることが辛くなる

家でできる趣味で好きなゲームがある
昔からゲームが好きでお金を使った娯楽をしなくてもゲームがあれば良いと思っていて、あまりお金を使わなくても生活できる理由の一つでもある。
他にも、酒、タバコ、ギャンブルはしない。
家にいる時の暇で自由な時間にゲームはしているが、願望であった自由な時間を手に入れた後に好きなだけゲームがしたいという願いは最近では
あまり楽しめていない…
こんな事をしていていいのか？などの罪悪感が密かに住み着いてしまったから…

3.自己肯定感が持てない

人と比べる必要は無い、仕事から離れていて現在無職であるという事をやはり自分でもよく思えていない。
友人や知人にそのこともあまり話せていない。故に後ろめたさから
遊ぼうや会おうと声を掛けれない。これは性格の問題なのだろうが自分は自己肯定感が少なく、気にしないで遊んだりすることができないのである。
徐々に人間関係も希薄になっていく…

4.お金の心配が付き纏う

預貯金を計算して、しばらくの間は無収入でも生活ができる事がわかっているのだが、お金の呪いというべきお金の心配が付き纏ってくる。
生きているだけでお金は減っていく、貯めてきたお金が減っていく喪失感もやはり強く感じる。
予想外の大きな出費はあまり想定していなかったり
食生活も健全で正しいとはあまりいえない、好きなモノの買い物は制限してる。どんどんとお金の使い方の倹約と節約が進んでいく、言い換えればケチさが増していく。

5.寂しい

寂しい、シンプル且つ、最大の悩みなのかもしれない。
自由を手に、好きなことをやる時間があっても一人でいる時間が仕事をしている時よりも断然多くなる
家にいてなにか作業をしていても、進んでいる感覚がなかったり、自分だけ時間が止まっている感覚になったり
急に暗い闇の底にゆっくりと沈んでいく感覚に襲われることもある。

まとめ

正直、私はかなり限界である、求職活動もうまく進まずに落とされて幾たびにさらに自身を喪失していく上に上記のストレスが押し寄せて、まるで檻から出られない…
先週から風邪のような症状から体調も崩してし、進もうとしている状況が一向に良くならない状況です。
自由時間だけを手にする為にお金だけを手にすることや持つ事は、決して幸福にはにはなれない。

人を幸福にしてくれるのは、お金と自由では無く
目的、課題、やりたい事が明確になっていること、目指したい夢がある、恋人、友人、家族がいて、その人達を大事にできて、時間を共有できる事、そして仕事、自分の能力を使い社会に貢献して、その見返りに給料としてお金を受け取れること。
それに不随して休日や好きなことができる時間の確保ができれば
時間とお金はそれで充分であること。

仕事はたしかに面倒だったり、嫌だったり、行きたくない事多い
しかし、仕事をしたくない、好きなことだけして生きたい、その為にお金が欲しい思いと考えで幸福を得ることは難しい
私の現在の状況と感じていることです。

このような状況の私でも、こうやってnoteに書く事は唯一心が落ち着き、何かの意味になるような、そして書いたことがどんな形でも人の為になったら嬉しいなと感じることができます。