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7万部売り上げたベストセラーJust Keep Buyingを考察する。データサイエンティストによる考え方。

こんにちはKeiです。

 今回は7万部売り上げたベストセラーJust Keep Buyingを考察したいと思います。簡単な説明としては、データサイエンティストが株式投資においてどのような戦略をとるのが最善か書かれています。

 まず最初に貯金か投資かについてですが、貯金が少ない人は貯金を優先した方がよいです。貯金がある人は、投資に積極的になった方が良いと書かれています。そして貯金するならば、できる範囲で貯金するということです。無理して貯金額を増やすよりも自分が可能な範囲で行うことによってストレスなく貯金できます。

 次に、支出を減らして投資に回すのか、それとも収入を増やして投資に回すのか二つの選択の場合どちらが最適でしょうか。それは、収入が増えても支出が同じように増えるわけではないです。収入が10倍になったとしても、生活費が10倍になるとは考えられない。生活レベルは上がるが、高所得世帯のほうが貯金がしやすい傾向にあります。お金を増やしたいなら、とにかくもっと節約して貯金を増やすべきだということは間違ったメッセーです。お金持ちになる王道は、収入を増やし、収益を生み出す資産に投資することです。資産は株式や国債や不動産など様々なものがあります。自分にあったものを選択する必要があります。

 お金を安心して使うためには、充実感が得られるお金の使い方を優先するべきです。一時的な楽しさではなく、いつでも心を豊かにし続ける充実感に目を向けるべきだ。それは、大体5種類に分けられて、体験を買う、自分のために贅沢する、時間を買う、前払いをする、人のために使う。本当に難しいのは、お金の使い方ではなく、人生で本当に欲しいものは何かを見つけることなのだ。

 いつリタイヤできるか問題は、クロスオーバー資産があるかだ。クロスオーバー資産は、自分が年間に必要になる支出が、年間とうして資産から得られる収入が超えることである。使うお金よりも、手に入れるお金の方が多ければリタイヤには近づける。ただ、リタイヤして全く仕事も何もしないということに耐えられる人は少数だとも書かれている。自分がどのように時間を使いたいか、もしもお金と時間があったら深く考えた方が良いと個人的には感じました。

 投資とは、自分が働かなくなっても変わりにお金を生み出し続ける金融資産を作ることである。著者のおすすめの投資法は、インデックスファウンドに突っ込むというやり方である。過去のデータから紐解くとその方が、パフォーマンスが良い。そして、どのタイミングで投資すべきかは、なるべく早い段階で金額を突っ込む方が、パフォーマンスが良いとされる。それができない場合はドルコスト平均法で買い続けるのが良いとされる。また、株だけを保有するよりも、株が下がった時に上がる債権を何%か保有すべきであるとされる。株が下がった時は、債券を売り株を買うことで大きなリターンを得られる。投資への判断が遅れるほど、得られるリターンは少なくなるとされる。データ的には、安値を待つべきではないとされる。最適はできるだけ早く、頻繁に投資すべきである。暴落はいつかは来るのでその時に備えておかないといけない。

 最後にお金と時間どちらが大切か、著者は時間の方が大切であるという認識です。時間に縛られてストレスを感じたり、自分の好きなことができない方がよくないとされています。貯蓄して投資することも大切ですが、自分の自由な時間と向き合うことも大切です。

 最後まで見ていただきありがとうございました。

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