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高校演劇全国大会、観ればよかった

Radikoのタイムフリーで、TBSラジオのアフタージャンクションを聴いていたら、高校演劇の全国大会について詳細なレポートが語られていました。レポーターは、TBSのアナウンサー沢田大樹さん。
とってもよかったー。
今年の夏の全国大会は東京大会だったんだー、観にいけばよかったなー。最優秀賞は今週NHKの深夜に放送されるそうで、他の作品も著作権の問題がないものは配信される予定らしい。いいこと!…が、その場で観てこその魅力が、舞台芸術ではあるけどね。全国大会を一般人も観られるようになったのは3年ぶりだそうで、大盛り上がりだったとか。あー、ほんと観に行けばよかった~。けっこう満席だったようで入れなかったかも??
高校演劇出身の作家さんは、野田秀樹さんとか鴻上尚史さんとかたくさんおられる…そう、金の卵がたくさん。番組では、卒業生たちが今それぞれに演劇の世界で頑張っている様子についても報告がありました。
高校演劇には、プロの舞台とは違う魅力、10代ならではの瑞々しさがある。
上演時間後の“ドラマ”も、高校演劇ならではのいいところです。
上演終わるたびに生徒の講評委員が、20分ほど鑑賞ほやほやの批評を述べ合う。講評しあう場には、たくさんのギャラリーがいて、終わるたびに拍手が沸いたそう。オーディエンスの中には、一般客も大勢いたとか。観に来た高校生が模造紙に感想を書き合ったりもして…これは、全国大会でなくても、地方の大会でもやっている伝統です。
高校演劇のよさのひとつは、大人がその舞台を観て、自分もこの若者たちと一緒にこれからの時代を創っていくんだなあ、という熱が、明るい希望が呼び覚まされること。生命力がいい刺激を受ける感じです。
今大会で、私がまず観たいなーと思った演目は、茨城県立日立第一高等学校「なぜ茨城は魅力度ランキング最下位なのか?」 “わちゃわちゃ演劇部員で意見言い合って楽しく作ったんだろうな”という、宇多丸さんらの言葉にも魅かれました。
優秀な指導者がいる学校は、とてもいいものができます。それは、合唱とか吹奏楽とかスポーツとか、部活全般にいえることだけれども。「顧問の力で出来が決まることのモヤモヤ」については、別途、述べるとして。
日本全体の演劇界底上げのためには、高校演劇は今現在、必要なものと思ってます。

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