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2022年新婚夫婦の出会いNO1はマッチングアプリ

先日ラジオで聞いたニュースによると、2022年に結婚した夫婦の出会いNO1は、マッチングアプリで、職場や学校を上回ったとか。何となく感じてはいたけど、そこまでとは。明治安田生命の調査結果です(アンケート対象者等についてはわからず)。
そうか、そうなんだ。明治安田生命のニュースリリースをネットで確認すると、2009年以前に結婚した人は出会いのきっかけがマッチングアプリと言う人は0%、その後少しずつ増え、2020年以降は爆発的に増えています。結婚した年ごとに見ると、2020年は17.9%、2021年は16.9%、2022年は22.6%。
2009年以前が0%なのは、アンケートの文面はわからないけれど「マッチングアプリ」の名で質問されたからでは? ゼロってことはないんでは? ネットを介して知り合ったカップルというのは、2009年以前にもきっといたはず。趣味のサイト以外に、男女の出会いを求めてネットでという人もいなくはなかった。が…
十数年前は、それは一括りに出会い系サイトと呼ばれ、危なそうなイメージでした。結婚式でそれが出会いのきっかけとは言えない、という話を聴いた覚えもある。
今でもネットで知り合うリスクはあるけれど、安全性が高いものにずいぶん進化してきました。いいこと。
見合い等がなくなってきたからね。独身の若者がいると周りの者がどうにかしなくちゃ、結婚するのが人の道だから!…といろいろ画策する風潮がなくなって久しい。
となると、学校や職場で恋人ができなかった人にとっては苦しい時代。マッチングアプリが気楽で安全な出会いの場に変わったのは、需要増による自然の成り行きです。
現在は、結婚式で、出会いはマッチングアプリと告げることにも違和感がなくなってきているよう。
最近のマッチングアプリはほんとに変わってきているんだね。実際にZOOMで対面し話す機会を経て、というのを知っていいなと思いました。参加料を払うから“冷やかし”も防止できるし。実際に会場に集まるお見合いパーティーよりも、周りに気をとられずその人だけを見てじっくり話せるメリットがある。
日本には、カップルの出会いに関心が強い国民性があります。昔TVで、あるタレントの結婚報道を観たとき、出会いのことを詳しく話すことに、同席のアメリカ人同僚が驚いていました。なんでそんなこと(どうでもいいこと)報道するの?と。
ほんと、出会いのいきさつなんて些細なこと。その後、どういう関係を築いていくかが大事。そういう価値観に、今後日本も変わっていくと思います。

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