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生活費確保しクリエィテイブな副業をする…が主になっていく

近年、著名人の何人かが、自分の記事の校正話をするのを耳にするようになった。
「自分の言ったことの主旨をライターがちっともわかってない。すごくアカを入れることになり、ほとんど自分で一から書いているようなもの」というような。
昔は、こういう話を聞いたこと、なかったです。
どんなに時代が進もうが、小説家とか作詞家とかでなくても、無数の書き仕事があります。それがなくなることは絶対にない。むしろ増えている。行政のお知らせ、各種パンフレット、商品紹介、企業案内、器具の説明書…etc。
インタビューや対談の記事は、音声を文字に起こした上で必ずリライトされる。話したことそのままを載せることはありえない。ライターの腕の見せ所。なのに…
ライターの層の“厚み”がなくなった=ライター希望者の数がかなり減ってきた表れなのは、間違いないと思う。
今後はライターの仕事をする人の働き方が変わり、ライター専業(=フリーランスライター)でない人が主流になっていくのだと思う。そして近いうちに、ライター仕事の質は向上していくんじゃないか。文章書くのが好き、得意、できれば儲けられたらいいと考えている人は、たくさんいるしね。
日本の組織で…会社にしろ行政にしろ…働くのは精神的に無理!という人、昔も今も大勢います。フリーランスの道へ進むのは相当覚悟がいるけれど…それでも組織無理!って人少なくないのです。そして昔に比べて今は、フリーランスの経済的精神的な厳しさに拍車がかかっている。社会が不安定すぎるし将来も見えなさすぎるし。
だから、誰もが生きる戦略として“自分に無理ない仕事をして定期収入がある生活を維持しつつ、自分がやりたいクリエィテイブな仕事もやる”ようになる。それは必然。正社員という言葉に…この言葉自体に策略と陰謀感じてます…惑わされない人が増えていく。
「別チャンネルで自愛を育てる」(By安富歩氏)生き方を、誰もが獲得しようとしている時代、なのです。
Youtubeチャンネル「公式!踏み台TV!」6月10日回ゲストXXCLUB大島 で、大島育宙さんがみなみかわさんに話されているのを聞き、芸人の世界も変わっていくんだろうなと感じました。生活費が確保されてこそクリエィテイブな仕事ができる。
自分を大切にしてくれない“何か”に自分の人生搾取されてたまるか!という、強い意識を持つ。それは、日本社会の健全化にとって、すごくいいことと思います。

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