見出し画像

いつのまにか変わってた…バイク

「伊集院光とらじおと」聞いてたら、伊集院さんがバイクをいつのまにか街中で見かけなくなったと話していた。ああ~ほんとだそういえば!確かに昔はもっと多くの人が乗ってたね。ちっとも特別な乗り物じゃなかった。
1970年代終わりの頃、私の高校通学にバイクは欠かせなかったです。スーパーカブで汽車の最寄り駅まで。自転車で行けない距離ではないけれど、多くの友人がバイク通でした。16歳になったら原付バイク免許取得するって、とてもポピュラーだったな。ペーパーテストだけだし、簡単に取得できた気がする。通っていた高校では、バイク免許持っている生徒対象に、警察の安全講習もありました。
1980年頃、大学時代の友人(東京の自宅住まい)が商店街のくじ引きで、ラッタッタ(両足揃えて乗るタイプのバイク、スカートでも乗りやすい)だったかが当たり、いいな~って思った覚えあり。つまり、その頃は、まだ確実に、都会でも、原付バイクは一般的で身近なものだったんだよ。
ごくごくフツーの子たちも乗っていたけど、ヤンキーファッションな男子たちは、いかにも、なやんちゃなバイクに乗ってたなあ。
それが、今や、当時のような、バイクでいきがっている若者って見たことないです。私は、横浜に20年以上暮らしていて大きな道路が近い。かつては夏の風物詩とも言えた、夜中のバイク集団暴走の音を、数年前からまったく聞いていません。
ヤンキー文化とバイクの親和性は、もう昔のようではないんだね。「ホットロード」の世界ははるか昔の話…映画化されたころがギリギリだったのかも。もう昔の漫画の世界にだけに存在するファンタジー?…懐かしい風俗になっていくのかな。
伊集院光さんは、教習所通ってバイクの免許を取り、さあこれからばりばり乗ろうと思ったものの、駐車できる場所が限定されてることに驚いたそうです。昔はどこでも道端に気楽に止められたのに、と。
今は、バイクは特定の仕事の人か趣味の乗り物になってしまったと。自転車は駐輪場があちこち増えたが、バイクはその対応がされてこなかったと。
バイクの国内市場、いつの間にこんなにしぼんじゃったんだろうね。バイク作る会社と電動自転車作る会社で、後者の方が諸々うまくやった、ってことなのかな。
こんなふうに、あれ、いつのまにかなくなってる変わってる、ってことけっこうあって興味深い。背景が知りたくなる。自分の人生を振り返れば、それはそのまま1/2世紀分の歴史が詰まっている。これから、思いつく限り振り返ってみたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?