Netflixドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」観始めました
期待通り、というか期待以上の予感。
ラジオ番組で、町田智浩さんが熱烈お勧めしていたドラマなので、絶対観たいと思っていました。ようやく、今日から観始めたのですが…いい感じですね!
主人公の女性は、自閉症スペクトラムの設定。ソウル大を首席で卒業し、新人弁護士として働き始めます。
ラジオ番組での町田氏の説明によれば…日本にも精神面行動面に障害を持った主人公のドラマはあるけれど、終わり方でうーんと思いがちだが、これは違う。最後もすっきりしていい終わり方、とのこと。期待が大いに高まります。
お話全体のトーンが明るくていい。主人公も、周りの人間も、とてもチャーミング。目が離せなくなる。
主人公が働き始める弁護士事務所の上司男性、最初は“こいつに仕事やれるのか?”と疑問に思っているのだけれど、だんだん主人公の能力を認めて、温かく見守ってくれるようになる。自分が気付かなかった法廷闘争の争点を指摘する主人公に対し、称賛し感謝する…これだけで、あ、この人イイ人、ってすぐわかる。こういう上司ばっかりだったらいいのになと思わされます。
ものすごい悪い人、っていうのが、まったく出てこない…って、まだ第1回だけど。今後、悪役が出てきても、どこかコミカルに表現されるんだろうな。そう、きっと100%性善説ドラマ。安心して観られる。
もちろん映像明るく、ほんわか優しい感じです。冒頭からかわいさ抜群で、惹きつけられてしまう。クジラが、効いています。主人公の人生を包んでいるんだなってわかる。いつも、主人公に寄り添っている。クジラグッズ、集めたくなるよ。主人公のお部屋も素敵で、大人の童話の世界にいる気分。
アメリとかかもめ食堂とかの雰囲気が好きな人は、かなりハマるかと。他の連続ドラマは、冒頭のイントロを飛ばしてみるのがほとんどだけど、これは、繰り返し眺めていたくなる。
それにしても裁判ドラマはやっぱり面白い。弁護士が証拠をつきつけ主張して、裁判長や陪審員の心を動かす。闘う相手を弁論でねじ伏せていく。わかりやすくスカッ。
日本の裁判は慎重の上に慎重を重ね、それはそれで現実としてはいい面もあるけれど(長くかかりすぎということは置いといても)、絵的にもドラマにはなりにくいかもなあ、国民性もあるし、とも感じます。