棟方志功を深く知りたくなりました
「版画」とかけまして、
「素人ギャンブラー」と解きます。
その心は、すります。
#刷ります
#擦ります
富山県南砺市にある福光美術館に行ってきました。
この南砺市は、版画家として世界的に活躍した棟方志功さんが疎開して過ごしていたところで、ここで過ごした約7年間は、彼にとって一生忘れられない土地になったそうです。
そのため、親交のある人も多く、あまり大きな町ではないのですが、市立(設立当初は、福光町立)で棟方志功さんをメインにした美術館を運営しています。
なかなか立派な美術館で、かなり見応えがありました。
棟方志功のことは、版画などは当然知ってはいましたが、そこまで深くは知りません。
独特の線、表情、色使いなど細部まで引き込まれてしまうものが多いです。
中には住んでいた家の厠(トイレ)の仕切戸に描かれた絵もありました。
そしてこの南砺市には、彼が実際に住んでいた住居も公開されているということで、その足で向かいました。
中にも入ることができます。
小さいながらも、楽しく生活していた様子が窺えます。
もちろんあの仕切戸のあった厠もあります。
この家は復刻じゃなく、移設なので本物です。
仕切戸は美術館にあるのでありませんが、他の壁にもびっしりと絵が書かれていました。
まさに芸術家!
版画や絵も素晴らしいものですが、その人間性にもとても興味を持ちました。
もっと彼のことを深く知りたくなりました。
南砺市立福光美術館、棟方志功のことをとことん推す美術館。
また観に行きます。
他のところにも観に行きたいです。