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特技を活かせられる場

「特技」とかけまして、
「変人」と解きます。
その心は、
 とくいです。
#得意
#特異


久しぶりに天気のいい休日でした。

予定していたことも早々に終わり、これまた久しぶりに妻と散歩に行こうと企てていました。
妻が見つけた美味しい珈琲屋さんがあるということで、そこまで歩こう、と。

家には長男、次男、三女が残っているので留守を任せても大丈夫です。
自分のガラスの膝にもしっかりとサポーターをします。
それでは出発!

というところで慌てて長男が来ました。
一緒に行く、と。

長男との散歩もさらに久しぶりです。
よし、行こう!

すると長男、車のドアを開けようとします。
ドライブ?
そう言えば最近、前によく散歩していたコースを車で通らされます。
わずか10分程度のドライブを要求する時があるので、それか。

それならその短いドライブの後、妻と散歩に行こう。
と一周回って自宅に行こうとすると。
まだ走れ、と長男が要求!

どこに?

とりあえずよくドライブに行く方面に走らせます。
そしてこっちに曲がれ、ここのコンビニに入れ、この道に行け、と手を引っ張って指示してきます。

おや?このコースは?

数週間前に長男と少しだけ遠くまでドライブした時と全く同じコースです。
寄ったコンビニもです。

まさに全く同じコースを走らされました。
自動車専用道路に入ると前回降りたインターで降り、そのままUターン、反対側のインターからまた同じ専用道路に入ります。
そこから自宅までの道も全く同じ道です。

長男には一度通った道は忘れない、そして同じルートを通るという特技があります。
まだ未就学の頃に行ったところでも覚えていることがあります。
この特技を活かせられる場が欲しいところです。

予定外のドライブでしたが特技も披露できたので(?)長男は満足そうだしよかったです。

でも久しぶりの散歩、そして美味しい珈琲屋さんにも行きたかったなあ…

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