雰囲気だけは一丁前
「充実」とかけまして、
「しばらく道路は不要」と解きます。
その心は、みちたりてます。
#満ち足りてます
#道足りてます
#本当は道路は必要です
#洒落ですので
#わかって
落語サークルの備品がどんどん充実しています。
ボランティア団体として登録してから、ありがたいことに助成金に申請できる機会が増え、またまたありがたいことにその申請が採択され、少々高額な備品も購入できることになったのです。
今年度に入り、1件目はマイクスピーカーセット、1畳の毛氈、高座用座布団を購入しました。
赤い羽根共同募金からの助成金です。
そしてこの度、もっと大きな毛氈(4畳分)、姿見鏡、そして高座の後ろに設置する衝立を購入することができました。
今度は県の社会福祉協議会からの助成金です。
普段から行政の事務仕事に慣れている自分が申請理由などを書いた申請書を作って提出したおかげですんなりと採択されたのです。
#急に自慢
#偉そうに
#ありがとうございます
#みなさまのおかげです
冗談はさておき、サークルにとって備品が充実するのはありがたいことです。
落語会のときもそれなりの体裁、ビジュアルがあると、それだけで会場の雰囲気が変わります。
当然お客さんの気分も変わってきます。
出囃子もデータ音源ではありますが鳴らすこともでき、寄席の雰囲気に近づくように工夫しています。
高座には赤い毛氈、紫色の大きな座布団、演者の名前が書かれた手作りの「めくり」もあります。
そこに「一番太鼓」が流れ、「二番太鼓」に続き・・・
雰囲気だけは一丁前です。
さあ、あとは演者のクオリティ。
ビジュアルなど周囲が整った中で、中身が伴わないと確実に不満が出ます。
ボランティア活動がメインなので自分たちの落語会は基本的には費用は発生しませんが、それでも次にまた呼んでもらえるかどうかは落語のクオリティ次第です。
見た目よりも、音楽よりも、雰囲気よりも、何よりも落語で満足していただくことが重要です。
素人だし、とかボランティアだし、とか言ってもそれはただの言い訳にすぎません。
内輪の発表会ならまだしも、外部でやる落語会となると聴く方はどうしてもそれなりのレベルが求められます。
こればっかりは事務仕事が得意とか関係ありません。
落語が得意になりたいです。