月亭方正さんと競演しました
「月亭方正さん」とかけまして、
「落語で大切なものをそもそも持っていました」と解きます。
その心は、
まー!
#間
#マー
#方正さんの持ちネタ
月亭方正さんと競演しました。
競演なんておこがましいにもほどがあります。
それでも同じ舞台で落語ができたので競演ということにさせてください。
夢のように嵐のようにあっという間に過ぎ去った一日でした。
リハーサルが終わり、落ち着かない時間を過ごします。
あっという間に開場時間。
取り置きしていたチケットを渡すために受付の周辺をウロウロ。
気が付くともう開演15分前。
もう移動しなければ。
何しろ自分の出番は1番目です。
一組直接渡せなかった方を受付の人に言付けて慌ててステージ袖へ。
開演のブザーとともに緞帳が上がります。
初めに司会のお笑いコンビ「ぶんぶんボウル」さんに呼ばれ、素人落語家一人ひとりが自己紹介と意気込みを語ります。
ステージから見る客席は案外と暗く、はっきりとは見えません。
それでもなんとほぼ満席状態の600人!
自己紹介もぶんぶんボウルさんにうまくフォローしていただき、何とか終了。
出場するメンバー6人全員の自己紹介が終わりいよいよ始まります。
緊張はあまりしていないと思っていました。
出囃子「石段」が鳴り、舞台監督から「どうぞ」の声が。
高座まで小走りで行こう。
座布団に座り、お辞儀をして頭を上げると。
そこは紛れもなく落語も観に来た人たちでいっぱいの会場です。
あ、何か緊張してる・・・
「火牛の圭と申します。本名は田中圭です。」
笑い声が聞こえます。
よし。
そのままマクラへ。
よし、結構ウケてる。
さあ、いよいよ本編の「秘伝書」へ。
一言二言喋ったところでいきなり来ました。
一瞬、頭が真っ白に。
・・・飛んだ。
こんなところで飛んだことないのに。
ここは素直に「緊張してるんです」と告白。
笑いが起こります。
改めてもう一度。
よし!出てきた。
ここからはいつも通りに。
ステージ上から客席の笑い声は、実はそんなに大きく聞こえません。
でも笑い声があることはわかります。
気持ちいい・・・
あとはサゲまで一気に!
やりきることができました。
聞くところによると、拍手笑いも起こっていたとか。
ありがたいことです。
終わってしまえば気持ちも楽になり、残りの出演者の落語を袖から見れます。
みなさんいつも以上に張り切って、しかも上手い。
いよいよ大トリ、月亭方正さんの出番です。
勉強させていただきます!
マクラから爆笑の連続。
さすが一流の噺家です。
テレビタレントの「山崎邦正」しか知らない人はきっとここで既に予想を裏切られていると思います。
そして本編の演目は「蜆(しじみ)売り」
ところどころ笑いもある人情噺をじっくりと聴かせてくれます。
お客さんも引き込まれ、泣き笑いしてます。
袖から見ていても完全に噺に引き込まれ、涙が出そうになります。
間の取り方、口調、所作、そのすべてにおいて圧倒的な技術です。
たった一人の語り口から見事に複数の登場人物が演じ分けられ、それぞれのキャラクターも醸し出されます。
これぞ落語!
こんな素晴らしいものを間近で見られるなんて。
勉強する以前に感動してしまいました。
最後に出演者全員がステージ上に立ち、方正さんから優勝者が発表されます。
残念ながら自分は選ばれませんでした。
でもそんなことはどうでもいいんです。
落語を聴いたことがなかった人もお客さんにはたくさんいました。
そういう方に落語の魅力を伝えられたと思います。
そして月亭方正さんの落語を見てほしかったのです。
落語のすばらしさを体感してほしかったのです。
夢のように嵐のようにあっという間に過ぎ去った一日でした。
最後になりましたが、わざわざ予定を変更してまで来場していただいた西野サロンの石川県メンバーの方々には本当に感謝です。
何とか会うこともできてよかったです。
ありがとうございます。最高です。
今度ゆっくりと飲みたいです。
一晩明けて余韻に少し浸りつつも現実に引き戻されました。
明日からの寒波に備えましょう!
そしてやっぱり落語は素晴らしい!
※今日の筋トレ
下半身。なんだかなまってるような気がする。
1 レッグ・プレス(座位)
113 × 10 6セット
2 シーテッド・レッグ・カール
59 × 10 4セット
3 レッグ・エクステンション
86 × 15 4セット
4 ヒップアダクション(内転)(マシン、座位)
68 × 15 4セット
5 ヒップアブダクション(外転)(マシン、座位)
68 × 15 4セット
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