長い育児休業からの復帰
「復帰」とかけまして、
「訪問販売」と解きます。
その心は、かえってきました。
#帰って
#買えって
職場にひとりの女性職員が育児休業から復帰してきました。
一人目を産み、育児休業期間中に二人目を授かり、また育児休業に入ったので、約5年間ずっとお休みしていました。
その職員は、自分が前に今の部署にいた時に新規採用で入ってきました。
復帰した今回もまた自分がいるところに来ました。
この5年間でこの部署も異動でかなり人の動きがありました。
仕事は育休前とほぼ同じ業務をやってもらいますが、周囲の人も、使うパソコンも、やり方も、業務に係る制度も相当変わりました。
それに本人も忘れていることもたくさんあるようです。
見ていると新規採用の時より大変そうな感じです。
浦島太郎状態だと思います。
もちろん自分も含めて、周囲の職員もしっかりとサポート、フォローします。
育児休業は、最大で3年間取得できます。
それでまた正規職員として復帰できるのだから、制度としてはとても素晴らしいものです。
でも長く休むと復帰には勇気も体力も新規採用の時以上に必要になっていそうです。
コピーとか簡単な仕事だけならまだしも、そうは言ってられません。
行政だって人材不足ですから。
幸か不幸かこんなにテレワークが広まった世の中です。
育休中もテレワークなどで復帰できる制度もできるかもしれません。
調べてないので不明ですが、実際にはもう始めている企業などはありそうです。
せっかく優秀な職員で、子供も立派に育てるのに、復帰のハードルが高いのがもどかしいです。
責任も取りたくないし、できるだけ簡単な業務だけして給料もらえるなら育休を最大限使おう、と考えてしまう職員もいることは確かですが…
#公務員に限らず
やっと復帰できたのに、数か月には退職してしまうというパターンも見たことあります。
復帰してきた職員を見て、いろいろと考えてしまいました。
#やめてほしくない