鳥が好きになったきっかけ
「鳥」とかけまして、「1010kg」と解きます。
その心は、とんでます(飛んでます・トン出ます)
朝の子供番組で「パフィン」という鳥について紹介していました。
日本にはいない鳥ですが、何か聞き覚えがあるし、この姿も見たことあるなぁ、と必死に記憶を辿りました。
そういえば高校時代は鳥のことがとても好きで、よく鳥の写真を撮り、図鑑を見ていました。
しかも一応「山岳部」にも所属していたので、山に登る機会も多く、その時はいろいろと珍しい鳥を見て喜んでいました。
この鳥好きなことが周囲にも知れ渡るようになり、古文の授業で枕草子「鳥は」の時なんて、教師まで、この鳥はどんな鳥か説明してくれ、と振ってくるくらいでした。
球技大会で、サッカーのゴールキーパーをしていた時(サッカー部でも球技の部活経験もないのにキーパーは割と得意でした)、自分のクラスが決勝戦まで進み、しかもPK戦にまでもつれ込みました。
その時、後ろで観戦していた女子達の声が聞こえます。
「あのキーパー、誰?」
「田中君」
「どんな人?」
「鳥に詳しい人」
「ああー!」
…それでわかるんかい!
といった具合に、今で言うイジられていました。
そもそも鳥が好きになったきっかけは漫画でした。
小山田いくさんの『ウッドノート』です。
元々この、小山田いくさんの漫画が大好きで、特に中学生の頃は随分と読んでました。
『すくらっぷブック』『ぶるうピーター』『星のローカス』は、本当に何回も読み返していて、数年前に電子書籍化された時も『すくらっぷブック』はすぐに購入しました。
その小山田いくさんが描いた、バードウオッチングが主題の『ウッドノート』にもあっという間に影響されました。
そしてこの漫画の中で「パフィン」が出てきたのでした。
今は手元にないのでうろ覚えですが、確か後輩の女の子の苗字が「角目(つのめ)」で、ツノメドリのことを「パフィン」と呼ぶことから、その女の子のあだ名が「パフィン」(漫画の中では「パッフィン」だったような…)となったと記憶してます。
今ではバードウオッチングはほとんどしませんが、街中やちょっとした山で、鳥の鳴き声、姿には敏感になってしまいます。
白鳥の群れなんて心躍ります。
またのんびりバードウオッチングもしたいな。
ふと見た子供番組から、いろんな記憶が引き出されました。
小山田いくさんの漫画も読み返そう。