何のために用意したと思ってる
「熱中症」とかけまして、
「広辞苑」と解きます。
その心は、あつさに注意。
#暑さ
#厚さ
#ここは紙で
次女が部活中に熱中症になったと連絡が入りました。
仕事中でしたが、妻も職場から出られない状況だったらしく、自分が学校まで迎えに行きました。
本人からの連絡ということもあり、そんなに深刻ではないなと、あまり大きく心配もしていませんでした。
案の定、迎えに行ったときには本人はもう元気で、担任の先生も一緒にいます。
コンビニで水分を購入し、車の中で話を聴きます。
熱中症の人だけがおいしいと感じるあの経口補水液を飲んだら、とてもおいしかったそうです。
それで周囲からも「はい、熱中症確定」ということで。
実際に自分はあの経口補水液を飲んだことありませんので何とも言えませんが、おそらくそうなのだろうと思っています。
#信じてます
前の部署では夏祭りイベントを担当していました。
イベント当日はその経口補水液を準備します。
ほぼ毎年熱中症の人が出るので必需品です。
その祭りには近くにある高専の学生がスタッフとしてたくさんお手伝いに来てくれます。
若い彼らの体力やチームワークにはいつも助けられていました。
ある年、例によって熱中症と思しき人が本部横にある救護所に来ました。
看護師さんにも待機してもらっているので早速診てもらいます。
熱中症の疑いが濃厚です。
そこで、あの経口補水液を飲ませようと冷蔵庫を開けたところ・・・
1本もありません。
10本は買ったはずなのに。
どうやら本部で待機している学生たちが飲んでしまったようです。
スタッフ用の飲み物は別にたくさんあり、飲み放題にしていたのですが。
何のために用意したと思ってるんだよ・・・
とりあえずその患者さん(言い方合ってる?)には他のスポーツ飲料を飲んでもらいましたが。
確かに真夏の日中。
いくらテントの下とはいえ、暑さは容赦ないです。
それでも救護用に用意していたものをスタッフが飲むとはこちらも想定していませんでした。
しかも値段もそれなりにするものです。
学生たちには厳重注意しました。
それにしても学生たちはあれを飲んでおいしいと思ったのだろうか?
だったら熱中症だったんじゃないか。
まだまだ暑い日が続きます。
熱中症には十分気をつけましょう。