[記事移植]2016年夏アニメ感想

ブログに書いてたものの移植。
せっかくなので過去の感想に対する感想もちょっとだけ書いておきます。

• 沼津のラブライブパワーももうなくなってきてて少し寂しい

• Thunderbolt Fantasyの4期が今年らしいけどいつですか？

• Rewriteのゲーム版のラジオ好き、これで君もパーフェクトボディ

水族館ガール

キャラノベですね。他に何も言うまい。
桐谷健太さんって滑舌悪かったんですね。ずっと浦ちゃんだけやっててほしいです。
イルカかわいいなと思ってたら、「あいつらは表情ないから、表情があるアザラシのほうがよっぽどかわいい」と父が言ってました。言われてみるとその通りでした。

朝が来る

重い内容取り扱っているし、出て来る人たちも嫌な人たちが多く、全体的に暗かったです。
最後は予定調和のハッピーエンドって感じでした。
不倫とか、養子とか、家族間の軋轢とか、いろいろ見えるところはありましたが、全体としてのまとまりが薄かった印象です。

そして誰もいなくなった

最終回以外は素晴らしかった。
毎回の引きが良く、常に続きを見たくさせるような展開で毎週非常に楽しみでした。
しかし最後はいろいろと伏線（冷やしキンコメとか）の回収できておらず、無理やりまとめていました。
細かい部分で粗は見られたものの、話の展開は面白かったので、最後まできっちりしてもらいたかったですね。
でも、途中まで楽しませてもらえたのでそれで十分、という理論ではたしてよいのだろうか。
このドラマの不満は最終回、主題歌、ヒロミの三本柱でした。

Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀

人形劇を見たのは今作が初めてなので、人形劇の出来についての基準はよくわかっておりません。
しかし、CGも活用したダイナミックな人形の動きに、これが人形劇かよと驚きました。
話の内容も冒険活劇として面白かったです。
登場人物たちのそれぞれの思惑が張り巡らされる展開が、よりいっそう人形を生き生きとさせていました。
また、リンセツアのひたすらに己の快楽のために生きる姿や、ショウフカンのお人好しがために困難に巻き込まれるような人柄など、登場人物たちの性格がわかりやすいところもいい。
原案があるとはいえ、なんだかんだ虚淵の名は伊達じゃないですね。
続編も楽しみだし、コミカライズもあるみたいなので出たら買いたいと思います。
今季no1の出来、面白さでした。

バッテリー

これアニメじゃなくていいね。
作画的には安定していてよかったのですが、それだけです。
どうせなら、もっとキャラクターの内面を捉える抽象的な表現とかやってみても良かったのではないかと思いました。
正直私にとっては退屈でした。原作を読もう。

七つの大罪　聖戦の予兆

OVAでやる分を4週にかけてやったって感じですね。
別段これといった感想もないですね。
2期楽しみにしております。

91Days

小説で読みたい。
間に挟まれた総集編でやっと人物相関がなんとなくわかりました。
復讐劇としてやることきっちりやって、きれいに終わっているのですが、アニメとして面白かったかと言われると微妙。ストーリーはよかったです。
個人的には毎回30分間拘束されて見ていくよりも、自分のペースで進められる小説とかのほうが今作の媒体としては合っている気がしました。

食戟のソーマ　弐ノ皿

トーナメント決勝戦までと余った尺を埋めた感じ。
相変わらず飯はうまそうだし、バトルものとしても面白かったです。
マンガ買いたいって前にも書いた気がする。そのうち買います。

SHOW BY ROCK!!しょ～と!!

2期楽しみですね。
一番印象に残っているのはあざと学講座の回です。
5分アニメで、サブキャラをフィーチャーしてて、基本的にギャグのみなので、本当になにも言うことがない。

Rewrite

誰か作画をリライトしてくれ。
悪い意味で安定していまいしたね。第一話見たときにびっくりしましたよ。
でも正直あれぐらいの作画でも見られます。PS2のRPGに出てくるような敵キャラのCGも気になりません。
強引に個別キャラのルートを終わらせ、オリジナル展開に持っていき、最後は篝ちゃんが依代になり人類が補完されて終了。いや～インパクトありましたね。
2クール目があるとのことなので、どうこういうのも野暮なのですが、今回の内容2クールでやればもっと面白かったんじゃないのか？
明らかに説明不足で、その部分が解消されれば結構面白いと感じたと思いました。原作未プレイだからか？
せっかくのkeyブランドなのですから、もっと丁寧にやってほしかったという思いです。
中ニセカイ系は好きなジャンルなので2期に期待したい。
あと、アニメが一旦終わったからってラジオが隔週になるのはやめてください。毎日更新してください。

planetarian ちいさなほしのゆめ

5話完結でしたが、いい感じに切ないSFモノでした。
しかし5話なので中身が薄いのは仕方ない。
鉄板だけど、アンドロイドと人間の物語はいいね。
同じkeyブランドだけどこっちは作画ちゃんとしてましたね。

チア男子

腐女子向けアニメ感はありますが、原作朝井リョウということで見ていました。
いい青春部活ものだったと思います。原作も読みたくなりました。
チア部分をＣＧに頼らず描いていたところもよかったです。

ダンガンロンパ3　絶望編、未来編

ダンガンロンパの魅力を潰してしまった悲しいアニメでした。
1つは議論、論破による謎解き、もう1つはキャラ。
謎解き要素は、絶望編は過去編なのでいいとしても、未来編でのゲームがひどい。
議論も論破もないし、物理的なバトルに終始ししていました。
また、視聴者に謎を解かせるような伏線が全然なかったし、そもそも解かせるような謎でもなかった。

キャラについては、未来編のほうではキャラの魅力が引き立つシーンがほとんどありませんでした。強いて言えばヘイトを集めるだけ集めて最後に乙女力を発揮したボクサーぐらい。
絶望編で2のキャラたちが生き生きとしていた頃は良かったし、江ノ島の登場も出てきてほしくないやつ出てきたっていう嫌な感じが味わえてよかったです。
個人的には2のキャラたちが絶望として世界各地で暴れまわる描写があればパーフェクトでした。

ただそれも前述したしょうもない謎のせいで台無し。
人類史上最大最悪の絶望的事件も、未来編の殺し合いゲームも全部洗脳動画というオチ。
別に全てのネタバラシが洗脳動画でもいいんですよ。
ただそれが江ノ島の力じゃないことが問題でした。
他人の力を使って絶望的事件を起こして、それを眺めてヘラヘラしているっていうだけの絶望でも何でもないキャラになってしまっていました。
絶望の象徴たるキャラが実はたいしたことなかったってことが絶望的ということですか？もうわけわからん。

個別に評価すれば絶望編＞未来編って感じですね。
どっちにしてもこのアニメはシリーズを締めくくるにはあまりにふさわしくなかったと思います。

ラブライブ！サンシャイン！！

ミューズよりも面白かった。でも特に代わり映えするようなストーリーでもなかったです。
最終回の演劇は白い目で見てました。
言いたいことは、伊豆の人たちでずらって言うのはおじいちゃん、おばあちゃんの世代です。

NEW GAME!

流し見で見てました。
ひふみんがかわいかったです。
ゲーム開発をアニメ化するなら、是非えりかとさとるの夢冒険の開発現場をアニメ化してください。

Fate/kaleid linerプリズマ☆イリヤ ドライ！

ドライは基本的にシリアスなストーリーなので、バトルシーンが多くて見ごたえがありました。
あとやっぱりキャラですね。イリヤも美遊もクロもかわいい。
次はＴＶ放送じゃなくて映画ですか。映画館行ったらロリコンだって思われますね。
でも多分行きます。

クロムクロ

アニメなら今季一番だと思いました。
ロボアニメなんですか、肝心のロボットバトルが少ないのは確かに残念。
しかし日常パートが結構面白く、伏線もしっかりと回収されていました。
近年のロボアニメの傾向である、あとはご想像にお任せな部分がないところがよかったです。
モブキャラが結構でしゃばりすぎるところがいただけなかったですね。特にカメラマン。

マクロスΔ

最後に戦闘ぶっこんで、いい感じになって終了していました。
愛、覚えていましたよ？って感じでいきなり告白合戦始まったのはがっかりでした。
ウィンダミア人の設定とか、いろいろうまく活かしきれていなかったのも残念です。
小説とかマンガとかで補完されることを祈ります。
曲はよかった、というのはクソアニメ用語の代表例ですかね。

まとめ

仮面ライダーゴースト、あまんちゅは途中で脱落、レガリアはもういいやって気分になりました。

夏はオリンピックあったのでドラマもアニメも別にいいか。
そうやって自分を納得させる必要があるくらい、ドラマもアニメも不作でした。
アクティヴレイドは面白かったみたいですね。1クール目見逃して見ませんでした。
面白かったのはthunderboltとクロムクロぐらいですね。

それに比べて秋は1話の時点で面白いなと思える作品がたくさんあってうれしいです。
オリジナルならユーリ、ガーリッシュナンバー、タイガーマスク（ほぼオリジナル）、イゼッタあたりですね。
原作ありもライオン、ドリフ、ハイキュー、ユーフォ、亜人といい作品がそろっています。
他の作品にも十分に期待して見れるので、現時点では今年一番のクールになると考えています。
ドラマもちょいちょい見ていくことにします。