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[記事移植]2017年秋アニメ感想

ブログに書いてたものの移植。
せっかくなので過去の感想に対する感想もちょっとだけ書いておきます。

  • ゆゆゆの話のあらすじの要約で内容をなんとなく思い出せてることに笑えた

  • この辺からドラマ熱が下がってきてるのか?

  • 3月のライオンのシャフトの演出気になる



明日の約束

いじめ、自殺、毒親、SNS炎上とか色々な要素を詰め込みつつも、最終的には「まずは生きる」「その上で正直に生きる」というテーマを伝えることに成功していたと思います。
ただ、話が重いということもありウケは悪かっただろうなと感じました。
サスペンス調にして視聴者を退屈させないように努力もしていましたが、それも功を奏せず。
私はいいドラマだったと思っています。

監獄のお姫様

さすがクドカン、見ていて楽しいコメディドラマでした。
最後の冤罪の種明かしは雑に感じられましたが、そこが主題の物語ではないので別にいいのかなと思います。
軽く見れてそこそこ面白い、いい作品でした。

陸王

池井戸作品なだけあって、努力と熱い気持ちで逆境を覆していく、見ていて気持ちのよい作品でした。
日曜劇場にふさわしい、単純明快で安定して毎回面白い作品でした。
また、松岡修造がいい演技をしていた点も1つの見どころだったと思います。
池井戸作品と日曜劇場の相性は本当にいいですね。流星ワゴンのような重松清の作品も日曜劇場でやって欲しいです。

3月のライオン 第2シリーズ

見ていて辛い1クールでした。ひなちゃんが泣いている姿は切なくさせてくれます。
それはそれとして、シャフトの特徴的な演出が見事に人の暗い部分を表現していました。
放送開始前こそ、なぜPAワークスじゃないんだと思っていましたが、今ではすっかりシャフトで合ってるじゃんという気持ちになっています。
次クールも視聴継続していきます。

結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章- -勇者の章-

かわいい女の子が辛い目にあっていく姿を見るのは辛い…
特に元気溌剌な友奈ちゃんが笑顔じゃないのはくるものがありましたね。
それはそれとして、1期最終回でご都合主義ENDでしたが、それに対する合理的な説明がされていた点がまずよかった。
1期に比べてバトルシーンは少なかったですが、だからこそ最終回の勇者パンチが映えていたと思います。
流れとしては人類補完計画→生きたいと言えー!!→オラに元気をわけてくれー!!→ワンパン→神は死んだけど強く生きていこうということなのですかね。
最後にみんなの笑顔が見れてよかったと思わせてくれました。

クジラの子らは砂上に歌う

とにかく作画が綺麗でよかった。
少女マンガが原作なのでモノローグがうっとおしいとは思いました。
ストーリーについては、1、2話見た段階ではいい感じのディストピアもので原作買ってもいいかもと思いましたが、最後まで終わってみたらまあいいかという気分になる程度のものでした。

宝石の国

私が今期見た中では一番よかった作品だと思います。
色がついていることで宝石の綺麗さがよく表れていましたし、CGアニメであることによって鉱物感も出ていました。
それでいてバトルシーンもよく動いていて、バトルアニメとしても秀逸な出来でした。

宝石の国はマンガとアニメでそれぞれ別な面白さがある稀有な作品だと思います。
アニメとしての面白さは上述の通り。
一方でマンガとしての面白さは別にあります。
身体が鉱物で出来ていて、それが砕け散る姿に感じられるエロさや、奥行きのないバトルシーンとか。
そういった市川春子特有の絵としての面白さがマンガにはあります。

ストーリーは同じだけれど原作とアニメでそれぞれの魅力を楽しむことができる、実にいい作品です。

魔法使いの嫁

マンガ発売したての頃はどこの本屋でも猛プッシュしていて、これ本当に面白いのかよと疑っていましたが、なんだかんだで5巻まで持っています。
映像の明と暗のコントラストを強調させたいため、暗い話の回では画面全体を意図的に暗くしているということはよくわかります。
制作側の思惑通り、綺麗でカラフルな映像の部分はより一層美しく感じられました。
しかしあまりに暗すぎて見にくいというところもありました。
2クール目も継続して見ていきます。

キノの旅

100%思い出補正で面白かったです。
確か原作はツイッターの国みたいなのが出てきたところで読むのやめました。
10年ぐらい前に読んでいましたが、意外に覚えているエピソードが多かったですね。
定期的にアニメでやってほしい作品です。

牙狼 GARO -VANISHING LINE-

中世ヨーロッパ感のある1期、和風の2期に続いて、次は現代欧米ですね。
ザルバをキーとして差し込むことのできるバイクもガジェットとしてかっこいいです。
ホラーも現代らしくコンピュータに憑依したものなど、舞台を上手く活かしたものになっています。
バトルシーンは言わずもがな。気合の入った見事なものに仕上がっていました。
物語もこれからといったところで次クール分も楽しみです。

Fate/Apocrypha

ジャンヌの色恋物語でしたね。
友人曰く、いろいろ予備知識がないと物語を全て楽しむことができないだとか。
バトルシーンの作画が崩壊してる/してないで話題になっていましたが、個人的にはあれはあれでアリだと思います。
全バトルシーンであのような崩した作画で統一してれいれば、そういう作品なのだなと上手く受け入れられたのではないでしょうか。
とりあえずアストルフォくんがかわいかったです。

魔法陣グルグル

あんまり話題にはならなかったけど、綺麗に完結していて地味にいい作品でした。
最終話でWind Climbingが流れるにくい演出もよかったです。
結構いろいろなシーンがカットされているようなので、今度ちゃんと原作を読みたいと思います。

ボールルームへようこそ

1人の男の子がダンスを通じて成長してく姿が、素晴らしい作画によって描かれていて非常に楽しめました。
競技ダンスの魅力を十分に伝えることが出来ているいい作品でした。
こういう作品のように、自分のまだ知らないスポーツの世界をマンガやアニメを通して知っていけたら、それは嬉しく楽しいことだろうなと思います。

まとめ

秋はそんなに見ていませんでしたが、私が見た作品がどれも出来がよかったように感じます。
ただ基本的には原作ありの作品がよかったという印象。
オリジナルだったらゆゆゆですかね。牙狼はまだこれからですし。
少女終末旅行は結構話題になっていたけどどうだったのでしょうか。

冬は結構見たいアニメ/ドラマが多くて楽しみですね。
現状まだ1話を見れていないものが多いので、早いところ見たいと思います。

ただBEATLESSはなぜディオメディアなのでしょうか。
切実にボンズでやってほしかった…
評価待ってから見ることにします。

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