「UXデザイン入門」を読んで
『UXデザイン入門』 著者 川西 裕幸、 栗山 進、 潮田 浩
1.この本を読んだ目的
「UX」とは何なのかの大枠を知るためにこの本を読みました。
本を読んでいく中で、普段の業務で活かせる点や間違っていた点などが知れたらなお良いなと思っていました。
2.この本から学んだこと・感じたこと
今回知りたかったUXデザインをするうえの流れですが、目次自体が流れをベースに書いている本だったのでわかりやすかったです。
UXデザインの流れとしては、
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1.デザイン調査
2.ユーザーモデリング
3.ストーリーボード
4.スケッチ・プロトタイプ
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その後や間に「ビジュアルデザイン」や「ユーザービリティ調査」が入ることになります。
私はビジュアルデザインのみに関わることが多く、入れたいコピーなどで「多分こういうことだろう」と予測してデザインすることが多いので、こ「UXデザイン」から入れるとよりユーザー目線なデザインを作れそうだなと感じました。
5章第6の「UIの決め方」については現在のWEBデザインにすぐ役立てられそうだと感じました。
そこでは「使いやすいUIとはどのようなものなのか」が書かれています。
その中でも確かに大事だなと思った項目を紹介します。
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1.ユーザーが検討、作業する流れに沿って要素を配置する
2.どこに何があるかをすぐわかるようにする
3.重要な要素が目立つようにする、要素の重要度を示す
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あと3つほどあるのですが、この3つが特に大事なのではと思いました。
ユーザーが見るときの流れや要素の重要度などは普段デザインするうえでも特に気を付けていることで、どんなデザインにも不可欠だなと感じました。
特に「どこに何があるかすぐわかるように」というのがわかっていても難しいので余白の取り方や形の選択などこれからも気を付けていきたいなと思いました。
例えば「ペルソナ」について、
私はペルソナというものについてはざっくりだけ理解しており、その製品やサービスを作り上げるためのターゲットユーザーを開発者やデザイナーが想像で考えて作るものだと認識していました。
なので「開発者やデザイナーの思い通りに作ったペルソナができて作る意味ないのでは?」と思っていました。
ですが本当は「デザイン調査」を行ってから、その結果を基に「ペルソナ」を作成していくことを知ることができました。また、ペルソナは一人だけではなく「主役、脇役、黒子」など複数設定してパターンを考える場合もあるのだと知ることができました。
3.これから実践していくこと
この「UXデザイン入門」を読んで今できることは何だろうと考えてみました。
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1.デザインパターンを把握して「利点と欠点」を理解する
2.ユーザーが作業する流れを意識したデザインを心がける
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5章第4-1「デザインパターン 良いデザインへの一番の近道」で書かれていた、「デザインの良し悪しは文脈に依存するので、どのパターンがどの文脈に合うか検討する必要がある」は今すぐにでも意識することで知識が貯められそうと思いました。
例えば、文章が長い場合のWEBデザインの選択肢として、
アコーディオン、モーダル、リスト、文章を再構成する、小見出しと本文に分ける、など一瞬考えただけでも色々出てきますがどれを使っても良いというわけではなく、その文脈に合わせたツールを使わなければならないので「この場合はこれ!」と利点と欠点を交えながら説明できると説得力が上がるなと感じました。
「ユーザーが作業する流れを意識」はWEBデザインだけでなく、バナーのデザインなどにも役立てそうだなと感じました。
つい綺麗に配置することだけ意識してしまい、ユーザーが見た時の目線の流れなどが意識できていない時が私の場合は結構あるので、ユーザーが操作したり見たりする流れを意識するだけでもデザインはよりユーザー目線のものになるなと感じました。
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