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『レジェンド・オブ・ルーンテラ2024 - ゲームの現状FAQ』を読んで思ったこと

レジェンド・オブ・ルーンテラの今後の方針が発表されました。

上記の動画やサイトで今後の運営の方針について発表されているので、まずはそれを読むことをおすすめします。
簡潔にまとめると、PvPは大幅に縮小しPvEに注力していくとのことです。

以下私が思ったことをだらだと書いていきます。あまりまとまりがないかもしれません。あとあくまでも私の個人的な意見です。

カード無料の方針は果たして良かったのだろうか

ルーンテラは無課金でカードを集めやすいゲームです。リリースしてからもうすぐで4年になるみたいですが、それでもかなり集めやすいゲームではないかと思っています。私自身カードに課金したことはありません。
ここ最近は基本プレイ無料のゲームがジャンル問わずたくさんあります。そういったゲームが課金を促すために強いアイテムやキャラクターなどを出したり、期間限定のイラストやカスタマイズできるアイテムを用意するというイメージがあります。強いアイテムやキャラクターなどは課金されやすいのでしょうが、Pay to Winの要素を強めすぎると反感も買います。その匙加減は難しいものだと思います。私が最近のなかで覚えているものは、ポケモンユナイトでミュウツーが実装されたときですね。ミュウツーがいないと試合にならないのでプレイヤーの間でだいぶ荒れていた記憶があります。データを出せないのでうろ覚えで間違っているかもしれませんが、ミュウツー実装時の売上自体は良かったような記憶があります。
ルーンテラの方針としては、今後もカード無料の方針は維持していくようなので、Pay to Winの要素はできるだけ排除したいのでしょう。カード以外のところで課金を促していきたかったのでしょうが、上記のサイトを見るとそれはうまくいかなかったようです。

私たちの収益化ポリシーの中核にあるのは、「カードは無料で集られるようにして、カスタマイズアイテムにお金を支払ってもらう」ことだからです。しかし、実際にはカスタマイズアイテムの収益バランスは非常に悪く、多くの場合、カスタマイズアイテムを制作するコストの方が、その収益よりも高くついていました。

レジェンド・オブ・ルーンテラ2024 - ゲームの現状FAQhttps://playruneterra.com/ja-jp/news/game-updates/legends-of-runeterra-2024-state-of-the-game-faq/

途中イベントパスを出し始めたり、期間限定でしか手に入らないボード、コインを買うことでしか手に入らないトリスターナのスキンなどを出していましたが、課金にはなかなかつながらなかったみたいですね。運営が課金までさせるほどの魅力的なコンテンツを用意できなかったといえばそれまでなのですが、個人的にはボードの出来はかなりいいものだと思っているので悲しいです。
とある配信者とリスナーとで議論していた話を思い出したり、ネット上で観測しているルーンテラプレイヤーを見ていて、ルーンテラ自体を好きという人より、ルーンテラの競技シーンが好きという人の声が大きいと感じます。それに関して良いも悪いもないのですが、そういった人はカードは無料でもらえるのだからカスタマイズアイテムになかなか課金はしないのだろうなとは思います。試合でのPay to Win要素といえば、せいぜいチャンピオンのスキンを変えるとチャンピオンの裏スペルなのかどうかわかりやすくなるくらいですかね。
別のゲームの話にはなりますが、ドラゴンクエストライバルズはリリースしてしばらく経ってから、課金を促すために課金必須のヒーローカードというものを実装しました。ポケモンユナイトも今は新ポケモンはしばらくは課金通貨でしか入手できないようになっています。ポケモンユナイトの日というお得なキャンペーンが開催される日があるのですが、エオスコイン(ポケモンなどを入手したりできる通貨)入手量アップのキャンペーンがひっそりと消えました。ゲームの運営の大変さを感じます。私の知っているなかでVALORANTやApex Legendsは多少のPay to Winスキンはあるもののカスタマイズできるアイテムでの課金をうまく促している印象があります。DCGは人口の面を考えてみると、カードを無課金で入手できるという方針でいくにはまだ早いのかなと私は思いました。

面倒くさいオタクの私の言い分

とある配信者が「ルーンテラプレイヤーってカードが無料で配られるのが当たり前だと思ってない?カードって買うものだからね?」というようなニュアンスのことを言っていました。それに関してはおおむね同意というか、ルーンテラはRiotのお膝元にいるから絶対大丈夫、コンテンツは終わらないという考えの人が多かったなと思います。好きなコンテンツが否応なしに終わらざるをえない結末を迎えた経験をしたことがあまりなかった人が多かったのかなと。何においても無からはコンテンツはできないし、それが商業ならなおさらのこと利益が出ることが大事です。競技シーンを含むPvPの面で利益を得ることができなかったらお金を落としてくれそうな客層に目を向けるのは当然のことだと思います。ルーンテラに限らず、他のゲームなどのコンテンツが終わったときにTwitterで大げさに嘆くポストをよく見ますが、「あなたは最善を尽くしましたか?まさか無銭で嘆いているんじゃありませんよね?」とまあ私の中の面倒くさい部分が顔を出すときがあります。文字だけなので細かいニュアンスは伝わりませんし、まあただ呟いているだけかもしれないし、金銭的な事情もあるのかもしれませんが…。
とあるApexのプロ選手が、「Apexで生活させてもらっているのだからちゃんと課金しなさい、課金してないプロが多すぎる」といったニュアンスのことを話してました。ルーンテラだけでなく他のゲームでもそうなのですが、強い=偉いという勘違いからなのか偉そうな態度をとるユーザーはちょくちょく見かけます。私からすると、強いからといって影響力を与えることができる人はごくわずかであり、ちゃんと課金している人のほうが運営が大切にしたいお客様であろうと思っているので、何を勘違いしているのだろうと感じます。お金を払っていたら何をしてもいいというわけではありませんが、お金を落としていない時点で論外だと考えています。
私が見てきた終焉を迎えたコンテンツのなかで、ルーンテラ(まだ終わるわけではありませんが)はぼちぼち発信しているユーザーがいるのに、廃課金とみられる人が3人ほどしか観測できていない時点で、運営が方針を変えるのは妥当かなという気持ちです。私はルーンテラに関してはイベントパスとボードの課金が主だったのでめちゃくちゃ課金したというわけではありませんが、無理せず欲しいものはちゃんと買えたし、ルーンテラがこのまま消えゆく運命だったとしても後悔はないです。

私のルーンテラとの今後の付き合い方

パッチノートは今後もリリースしていくようなので、その頻度にもよりますがマイペースに遊んでいくつもりです。私が始めるきっかけとなったルーンテラの姿から大きく変わったなとは思いますが、今までのルーンテラと過ごした時間は後悔していません。旅路は今の旅路に変わる前、アーケインが発表されていたときの旅路しかほぼやったことないので少しは触ってみようとは思いますが、じっくりやることはおそらくないかなと思います。昔の旅路のコミック形式のものが好きだったので、復活してくれないかなという願望はあります。
それと、私が開催を予定していたカジュアル大会はやっていこうかなと思います。あくまでも予定なので、「やーめた!」する可能性は多いにあります。多少でもルーンテラと過ごしたという事実を少しでも残したいなという気持ちは若干あり、亡霊じみたような動機ですが…。

今回発表された今後の方針で、ルーンテラから去る人もいると思います。もしかしたら別のゲームでお会いする機会があるかもしれません。その時はまたよろしくお願いします。
ルーンテラの未来に幸あれ。




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