Kei

週末に書くnote。 🎻バロック音楽というジャンルのヴァイオリン演奏活動。 🎨都内の美術館巡り。常設展の方が好き。トーハク月2、西美月1、近美月1、その他年間30回くらい。 🍪週一焼き菓子作り。 💻平日は文系リーマン。

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【映画メモ】逆転のトライアングル

良い映画を良い映画館で観たGW。 気まずい映画個人的第一位の「フレンチアルプスで起きたこと」のリューベン・オストルンド監督による新作。 主人公はモデルの青年。インフルエンサーでもある彼女と乗り合わせたクルーズ船での出来事が、社会批評的に描かれるブルジョワ風刺ダークコメディ。 前半で、ルッキズム、階級、資本家、セクジャリズムが散々語られるのだが、それらの伏線が中盤のドタバタを境に勝者・敗者が入れ替わる社会実験的2時間ちょい。 各キャスト、キャラが濃くて素晴らしいのだけれど

    • 【読書メモ】千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話

      引きこもりの男が、引きこもりのままレベルアップして確変する、みたいな謎の教養小説的プロットのノンフィクション。 著者は千葉に住む30過ぎの映画ライター。大学時代に鬱、コロナ禍にはクローン病を煩い、現在も電車に乗ることも難しい。そんな著者が、ルーマニア映画に衝撃を受けたことをきっかけにルーマニア語を習得、そしてネットワークを獲得し、とうとうルーマニア文壇に躍り出るという謎ストーリー。 陽キャではないが、フットワークがめちゃめちゃ軽い。そしてルーマニア語への情熱がなぜか半端な

      • 【読書メモ】体はゆくできるを科学する〈テクノロジー×身体〉著:伊藤亜紗

        楽器で、難しいパッセージを練習している時に起きる現象があって、楽器をやっている人なら多分誰もが経験してると思ってるんだけど。 基本的には頭で理解したフィンガリングやボウイングを身体で上手く再現できるように、ゆっくりしたテンポから少しずつ速くしていって、インテンポでも再現できるようになるまで回数を重ねる。基本的にはこのアプローチだけど、全く別のパターンもたまにあって、それは頭が追いついていないのに指が正解通り弾いてくれるというもの。頭では「あーだめだ、追いつかない」と思ってい

        • 音楽監督に就任しました

          幼馴染の料理人ユキが、独立して店を出す(正式には間借りでの営業)と言い出して、しかもチラシなどのアートワークはこれまた友人のtohlが手がけると聞いて、友人たちの活動を暖かく見守っていた。 そんな手持ち無沙汰の俺を見兼ねてか、ユキが「お店の空気感を音楽で表してほしい」と言い出したので安請け合いしてみた。そんな大した経緯もなくあっという間に音楽監督に就任してしまったので、責任を果たすべくApple Musicを聴き漁る毎日が始まったのだ。 っていうかそもそも離れた地にいる俺

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          書く習慣 Day7 -最近悩んでいること- 熱中ってなんでしたっけ?

          ラストの7日は「最近悩んでいること」 それは、「熱中するものが一切ない」こと。何かに熱中するというのは本当によくできた人間の機能で、ざっと以下の効果があるとされている(嘘。今考えただけ)。 結果がすぐ出ないこと(勉強・ダイエット)でも継続することができる 本が読み進められる ノイズが入らないので、理解度が高い エンタメから享受できる幸せ度が高い ストレス解消になる つまり熱中できないと、何も続かないし、集中力もないし、常に頭の中は二つ以上のことを考えてる、みたい

          書く習慣 Day7 -最近悩んでいること- 熱中ってなんでしたっけ?

          書く習慣 Day6 -書けば幸せは見つかる-

          書く習慣プログラム、残すはあと二日。今日のお題は↓ 意外にやらない、「書き殴る」ってやつ。 朝に行くカフェ変えたらQOL爆上がりした件一日中家にいるのが嫌で、朝カフェまでチャリで行って読書してる。 ちなみにチャリはこれ↓ 今までは、朝早く(7:00~)やっていると言う理由で駅前のタリーズに行ってたんだけど、朝の駅は中々の混雑で、殺伐としているんだよね。 その時間に空いてる店は他にないので諦めて通ってたものの、精神衛生上良くないなと思い始めていた。 そこで今日は、普段夜

          書く習慣 Day6 -書けば幸せは見つかる-

          書く習慣Day5 -パウンドケーキを焼け!(ソープに行け!のテンション)-

          (だいぶ空いちゃったけど)書く習慣5日目のお題はこちら よく4月になると現れる、誰にも頼まれていないのに新社会人に向けたメッセージ書いちゃうおっさんとか本当に無理だから、こういうの書きたくないんだけど(と、前置きはできたので)お題ということで渋々。 悩むまでもなく結論は出ていて、ズバリ 「パウンドケーキを焼け」に尽きる。 なぜならパウンドケーキ焼きには、仕事の全てが詰まっているから。 コロナ禍で100本焼いた俺が言うんだから間違いない。 パウンドケーキを焼く、と言うこ

          書く習慣Day5 -パウンドケーキを焼け!(ソープに行け!のテンション)-

          書く習慣Day4 -コメントも一種のアウトプット(盗用)-

          4日目。今日のお題が一番気が重い↓ これって、セミナーとか研修で「では隣の方とXXXしてください」タイムが来ると億劫になるのと一緒かなー。 と思って、徘徊してコメント先を探してたら膝を打った一文が。 投稿するのは、自分の言いたいことを垂れ流せば良いだけなんだけど、コメントするとなると、「どんな人かな」って想像したり伝え方を考えたり、よっぽど頭を使って伝え方を考えるなと思った。 コメントも一種のアウトプット!(盗用)

          書く習慣Day4 -コメントも一種のアウトプット(盗用)-

          書く習慣Day3 -貼るだけで幸福度爆上げ-

          書く習慣、3日目。お題は↓ 昇降デスクもトラックボールもKindle Oasisも買って大正解だったんだけどそれらを遥かに凌駕したBest Buyは、「チラシ・セールスお断りステッカー」。 国民の敵、水道工事のマグネットに始まり、ゴミ以上の何者にもならないチラシが(文字通り)毎日投函されるのほんとにウザい。これを捨てるために自分の人生の時間を使うんかい状態。 さらにウチみたいな戸建てだと、セールスがほんとにめんどくさくて「光ファイバーの調査に来ましたー」からの営業、の類が

          書く習慣Day3 -貼るだけで幸福度爆上げ-

          書く習慣Day2 -薄れゆく記憶と共に-

          「書く習慣が身に付く1週間プログラム」の二日目。お題はこれ↓ 理由は単純に、「最近、自分の人生の足跡が残ってなくて焦ってる」ってこと。 mixiもブログもやらなくなり、Facebookも開いていない。文字を残すといえばtwitterに書く無意味な戯言だけ(意味はなくて良いんだけど)、と言う状態になって数年。一年前の自分を見返してみるみたいなことができなくなった。 そんな「何も残ってなさ」にやばいなと思ってたところにこの企画が目に入ったので、参加してみることにした。 そして

          書く習慣Day2 -薄れゆく記憶と共に-

          書く習慣Day1 -なぜ人間はこうも書く体力が落ちるのか-

          学生の頃ブログにハマった時期があって、今思えば充実した時間だったなあと思い返すんだけど、なぜかもうあの頃のように文章を書く気が起きない。 多分体力の問題じゃないかなって思うんだよね。PCに向かって文章を打ち続ける体力が激減しているとしか思えない。 って諦めかけていたら、noteでこんなイベントをやっていたので人生最後のチャンスと、これにかけてみることにした。 登壇者(いしかわゆき)のnote↓ 初日のお題は 目から鱗だったのは「長めなtwitter」と捉える、と言うポ

          書く習慣Day1 -なぜ人間はこうも書く体力が落ちるのか-

          歴史思考、メルカリで売るのやめた話

          久しぶりに紙の本を買って(さっと読んですぐにメルカリで売ろうと思ってたのに)、予想を超えた面白さでどハマりした話。 今年に入ってから世界史の本を読み直していて、それに併せて移動中にコテンラジオというポッドキャストを聴いている。このチャンネル、Podcast界ではめちゃめちゃ有名なので存在は知っていたんだけど、いかんせん1テーマで数時間あったりするヘビーさに怖気付いてスルーしていた。 でも、いざ聴いてみると、むしろ時間をしっかりかけることによってストーリーが飛躍せずに丁寧に説

          歴史思考、メルカリで売るのやめた話

          建築家、走る

          国立競技場に始まって、最近新しくできる施設やビルはどれもこれも隈研吾。スニーカーやらペンまでデザインしてて、「どれだけ時代に求められてるんだよ」って状態なのに、隈研吾のことを何も知らないのも良くないな、と思って手に。 この本を読んでいた時期に、せっかくなので隈研吾展に行ってみた。 隈が設計した代表的な建築の模型を中心に展示されていたんだけど、これがたまらんかったなー。 どれも、なんかこ"ドーン"感がなくて建築としての輪郭が強くない。 それよりも、地面から自生しているような感

          建築家、走る

          名作小説は微に入り細にわたる

          最近フォローしてる書評家、三宅香帆。の著書がサイコーだった話。 YouTubeも。 最近、ジョージ・オーウェエルの1984を中田あっちゃんのYouTube見ながら、なんとか読み終えた。 巷では散々名著と崇められ、あたかも全国民が読んでると言わんばかりに煽られる。 「だったら読んでみるか」とページを進めるも、「うっ、意外に難しい、しかも途中若干面白くない」とか「気づいたら同じページ2回読んでた。。」とか。 この現象、実は昔から日常的にあって、特にひどいのが夏目漱石とかカラマ

          名作小説は微に入り細にわたる

          佐藤俊介、オオタニサンレベルでしょ。

          普段、モダンオーケストラのコンサートにはあまり興味がないので熱心に情報収集をしていないんだけど、ダラダラTwitterを見てたらちょっとした衝撃情報。 「佐藤俊介来日するんかい!しかもルベルやる、それも東響と?」 「んー、オケがモダンかー」とも思ったけど、公演一週間前だったのでとりあえず慌てて予約。 0. 川崎は地獄か?ミューザ川崎シンフォニーホールは初めてのホールで、良いという噂(と震災で崩壊したという話)を耳にしてたのでそれも楽しみ。 コンサートの予習は置いておいて、

          佐藤俊介、オオタニサンレベルでしょ。