断捨離TVで家事に自信! 自己肯定感上がります
主婦である私にとって、
家事は、自己肯定感をあげてくれるもの。
主婦にとって、家事は唯一自分を肯定できる大切な仕事です。
家事をすることによって、自分が今ここにいる意味を感じることができます。
家事が無ければ、自分を肯定できるものが無くなってしまいます。
美味しいごはんを用意すること。
家がきれいに片付いている事。
それらがクリアできていることが、主婦の生きていく力になります。
もちろん上手くやれる時ばかりではありません。
気持ちが乗らない時、体調不良の時は仕事がたまります。
埃と洗濯物がたまっていく家を見て、自分だけが家のことを背負わされて、うんざりだと思ってしまう事もあります。
でも、ここが自己肯定感の最大の見せ場!
「私がいないと家はこうなるんです」
「こうならないのは私が毎日頑張っているから」
主婦の働きを家族に感じてもらう絶好のチャンスです。
自分の存在意義を確認し、家族に私がいる価値を知らしめ、最後は救世主のように、多少具合が悪くてもなんとか片付けてしまうパワーを見せつけます。
こうして、更に自己肯定感を強めて、明日への力に変えていきます。
主婦の仕事を家族に知ってもらうもう一つの方法は、外に働きに出ること。
週に2回、全戸配布のフリーペーパーを配布する仕事をしたことがあります。
早朝配達をし、私のいない時間を作ったことで、夫と娘が協力して家事をしてくれるようになりました。
朝食は前の晩に用意しておき配膳だけをお願いしたのですが、ゴミ出しや食器洗い、布団の片づけなど、全ての家事をしてくれました。
大変そうでしたが、主婦の仕事を体験してくれる良い機会だと思い甘えさせてもらいました。
夫が家事を理解してくれたことは、とても嬉しいことでした。
実際に仕事を変わってみて感じたものがあったようで、協力して家事をしてくれることが増えました。
それからは、自分だけが年中無休で頑張っているのだという不毛な気持ちは薄まり、前向きに家事を頑張れるようになりました。
仕事を辞めた今でも、朝の負担を減らしてくれる気遣いに感謝です。
お給料のない家事をモチベーションを保ちながら持続していくには、褒められると言う報酬が不可欠です。
家族はなかなか褒めてはくれません。
それは、毎日仕事に行く夫を褒めないことと同じです。
ですが、理解してくれる優しさと感謝の気持ちは力になります。
私は、欲しい言葉は自分で伝えるようになりました。
居心地の良い家を作っている自分がすごいと、自画自賛します。
自己評価100点が今の私です。
実は、これまで自分のやっていることが、それほど凄いことだとは感じていませんでした。
料理は好きではないので義務感だけで作っているし、掃除も毎日やるようなまめなタイプではありません。
すぐに心の風邪を引くし、料理が作れないことはよくあります。
迷惑をかけることに関しては胸を張れるという私でした。
夫のお荷物になっていなければいいなと思いながら、なんとか最低限の家事をこなす毎日で、自慢できるような奥さんではありませんでした。
そんな私が自己肯定感をあげるために最大の力を発揮したものは、
「ウチ、断捨離しました!」です。
火曜夜9時、BS朝日で放送しています。
物が散らかり、ものすごいことになっている家庭がたくさん!
見ているうちに、自分はもしかしたら、とても優秀な主婦なのかもしれないと思うようになりました。
「私、家きれいにしてるよね!」
「私、いい奥さんだよね!」
「こんな家じゃなくて良かったね!」
番組を見ていると、自分をほめる言葉が止まりません。
家族と一緒に見るのがお勧めです。
自分で自分をほめまくり、母のすごさを認識してもらいます。
テレビで放送される方にはホント申し訳ないけれど、我が家では主婦の自己肯定感をあげるための最高の番組でした。
もちろん、片付けが終わった変化には感動します。
ビフォーアフターの差が大きければ大きいほど見ていて気持ちよく、自分の家も片付けたくなります。
娘が定期的に部屋を片付けるようになったのも、この番組のおかげでした。
家をきれいにしたいという思いを家族で共有できるようになる素晴らしい番組です。
各家庭の夫婦関係も面白く、勉強になります。
断捨離を見ていると、家事の極意はコツコツだと学びます。
ためるときつくなり、重い心を引きずることになります。
コツコツやって、成果を感じ、自分をほめる。
コツコツとほめるを繰り返していくと、次第に家が居心地の良いものに変わっていきます。
すると、家事に対する苦痛も減っていきます。
家が好きになると、家事も好きになるんです。
大好きなペットの世話をする感覚に近いかもしれません。
そして、家事を頑張ると、自分を好きになっていきます。
頑張れる自分を尊敬できるようになります。
自分の家を、最高に居心地の良い場所にする。
これが、私の仕事。
くじけることもあるけれど、今日も家族と自分のために。
【あとがき】
この記事は、下記の本田すのう杯に向けて書いた記事です。
気軽な気持ちでサラサラと書き、初日に応募しますと宣言しました。
ところが、あとから本田さんに向けて寄せられたコメントを読むと、家事が苦手な方がとても多いことが分かりました。
もっと頭の中を整理して、苦手な方の心に響く記事が書けないか挑戦してみようと思います。
なので、すのうさんごめんなさい。
楽しみに待っていてくれたかもしれませんが、こちらはコンテスト用のハッシュタグはつけないで、通常投稿にします。
せっかくのすのう杯。
人をひきつける文章というものを一度ゆっくり考えてみようと思います。
本気で取り組んだらどうなるか自分への挑戦です。
最終日までに、きちんとハッシュタグをつけて投稿しますので、よろしくお願いいたします。
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